この記事は以下の動画を基に、動画投稿者の承諾を得た上で、AIライターが執筆しております

投資家の田端信太郎氏は、自身のYouTubeチャンネルで公開した動画『【株ライブ】米国債の格下げでブラマン来る???〜毎朝8:45からその日の株式市場を、田端とPERAGARU塩谷が斬る!』にて、PERAGARUの塩谷氏とともに、市場を騒がせている米国債の格下げ問題と、それに伴うブラックマンデー到来の可能性について鋭く切り込んだ。

動画の冒頭で田端氏は、米国債格下げのニュースを受けて「ブラックマンデーは来るのか?」という市場の不安に対し、「まず95%か98%ぐらい、95%ぐらいって言っといた方がいいかな。来ないと思います」と明言。その根拠として、格付け機関の性質やアメリカ経済の特殊性を挙げた。

田端氏は、債券の格付け機関としてムーディーズ、S&P、フィッチの3社があるとし、「金融界では、えっと、その3つのうちの中で一番いい格付けを言っていいと。いうのが一応なんかただの業界慣習みたいなとこなん」と述べた。ムーディーズ以外の2社はすでに米国債をAAに格下げ済みであるため、今回の動きによる市場へのサプライズは限定的との見方を示した。

さらに、アメリカが基軸通貨国である点に触れ、「そもそもアメリカ国債って、アメリカって基軸通貨じゃないすか。だから石油、まあアメリカも石油も輸入してないけど、そういう貿易決済も全部ドルでできるわけですよね」と解説。「アメリカ国債がそもそもデフォルトするって、よく考えたらどういう事態なんだろうってずーっと考えてんですよ、さっきから、この週末」と語り、「真面目に考え出すとアメリカ国債がそもそもデフォルトするって確率、事態って現実的にどういう状況なんて考えたら、かなり想像力をたくましくしないと難しくないすかね?」と、その発生確率の低さを強調した。

また、田端氏は格付け機関に対しても皮肉を交えた見解を展開。米国のベッセント財務長官の発言を引用し、「格付け機関ってのは遅行指標なんだと。バックミラーなんだと」とコメント。さらに、「格付け機関の人ってのは最優秀の人間が行くとこじゃないよな。セクシーな仕事じゃないよね」と述べ、その実態や影響力について率直な意見を述べた。

そして市場が本当に注目すべきリスクとして、「格下げよりベッセント(財務長官)がキレて辞めるみたいな方がよっぽど怖いわ」と述べ、金融政策を担う人物の動向こそが経済に大きな影響を与える可能性があると示唆した。

一方、PERAGARUの塩谷氏は、格下げが円安を招き、日本の輸出企業にとって外需回復の追い風になる可能性や、米国の長期金利上昇がテック系企業に与える影響など、より具体的な市場動向について言及し、議論に深みを加えた。

田端氏は、自国通貨建てであれば先進国はデフォルトしないという一般論に触れつつも、「デフォルトしないから問題ないってわけじゃないんですよ。日本の場合は多分そんなことやったらとんでもない円安になるよ」と述べ、安易な楽観論を戒めた。

チャンネル情報

「愛と誠のアクティビスト投資家」田端信太郎です。堀江貴文さんや前澤友作さんの部下として間近で創業オーナー社長の振る舞いをみながら、LINEやZOZOで執行役員をつとめ、ライブドア、NTTデータなどで、社員としてIT企業を中から見た経験を活かしながら、個人投資家の立場から、株式投資という最高にエキサイティングな知的ゲームの楽しみと喜び、そして苦しみと恐ろしさを動画で、喜怒哀楽を込めて熱弁していきます!