XFN-ASIAによると、イランのホセイン・カゼンプール・アルデビリOPEC(石油輸出国機構)代表は、原油市場は供給過剰な状態にあるとして、今月14日にナイジェリアの首都アブジャで開催される次回総会で追加減産を求める考えを示した。3日のIRNA通信が同氏の話として伝えたもので、日量50万−100万バレル程度の減産規模が適切と述べた。

  一方、OPEC議長を務めるナイジェリアのダウコル石油資源担当相も1日、14日の総会で追加減産を決める可能性があり、少なくとも日量50万バレルの減産規模になるとの見通しを示している。OPECは前回10月にカタールで行った会合で、日量120万バレルの減産で合意した。 【了】