ナレーションしたものの…（Ｃ）日刊ゲンダイ

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　18日放送の日本テレビ系バラエティ番組「ヒルナンデス！」で、年末年始の海外旅行におすすめの渡航先として中国・上海をピックアップし、「日本の地上波バラエティー初潜入！」と題して上海ディズニーランドなどを特集した。

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　しかし現在、中国本土での物騒な事件が続いている。深センの日本人学校の男児の刺殺事件に続き、広東省での35人死亡の車暴走事件、江蘇省の専門学校での無差別殺傷事件など報道される最中での旅行特集に視聴者からは批判の声が殺到している。

「視聴者が指摘しているのは、長尺の特集ながら、上海のディズニーランドや夜市、観光地の情報を特定の旅行会社の担当者によるコメントと現地の人物なしの映像、プロフィギュアスケーターでタレントの村上佳菜子さんがナレーションを載せるロケなしの紹介だったこと。通常なら、中国上海、ましてやディズニーランドであればタレントがロケに行って特集するはず。タイアップ企画なのでしょうが、村上さんが何カ月も前に出かけた時の感想を語っていて臨場感のない編集で、治安を心配する人がいる中で、《ロケに行けないのが分かっていて紹介しているのか》《無責任》と不快感を示しています」（テレビ誌ライター）

　SNSでは《上海ディズニーランド行きたすぎる #ヒルナンデス》という好意的な声もあったが、《日テレってどうなってんの？ヒルナンデスで「年末年始の海外旅行に人気4倍穴場“上海”」だって》《上海ディズニー特集、誰もロケに行かず4月に行った村上佳菜子ちゃんのプライベート写真と実体験のナレーションにおんぶにだっこな番組構成で嫌な気持ち》《昨今色々な事件が起こってて危ないって言われてるのに、中国・上海を推すヒルナンデス・・・まぁ日テレはアレだから仕方ない》《今、TVで上海旅行なんて紹介して大丈夫？ #ヒルナンデス》《在宅なんでヒルナンデス流してるけど、この緊張感あるご時世の中、上海旅行をオススメするって中々狂気じみてるな…》といった具合。

　何もなければ楽しめる場所だろうが、間の悪さがなんとも……。

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