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 韓国の男性8人組「Stray Kids」が17日、東京ドーム3日間公演の最終日を迎えた。8月に韓国で開幕した自身最大規模となる世界ツアーの一環。3公演で計16万5000人を動員し、絶大な人気ぶりを示した。

 開演前からSTAY(ファンの名称)たちが会場に流れる歌を合唱しながら8人の登場を待ちわびた。メンバーはステージ下からせり上がって登場し、花火とともに「MOUNTAINS」からスタート。フィリックス(24)が「いこうぜ!」とあおると、5万5000人の観客が一斉に跳びはねた。

 バンチャン(27)が「また東京ドームに戻ってきました。1年ぶりですね」と呼びかければ、客席から「おかえり〜」の声。ハン(24)とヒョンジン(24)が抱き合うと悲鳴に似た歓声が上がるなど、8人の一挙手一投足に会場が沸いた。

 代表曲「CASE 143」など全35曲の構成。スンミン(24)は「準備した全てを出し切りました」と、3日間の公演を完走し、充実感いっぱいの表情を浮かべた。バンチャンは「これからも8人で頑張ってSTAYに世界に一つだけの料理を届けます」と力を込めた。(吉澤 塁)