【侍ジャパン】“代魔神”が締めくくって1位通過決定 26歳伏兵が4戦4回で11奪三振の圧巻投球
◆ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12 1次リーグB組 日本7―6キューバ(17日・天母スタジアム)
侍ジャパンが、接戦を制してキューバを1点差で破り、4連勝で1次リーグB組1位突破と、スーパーラウンド進出を決めた。
同点の8回1死一、三塁で、栗原がソフトバンクの同僚左腕・モイネロから左犠飛を放って勝ち越し。1点リードの9回は2連投だった大勢(巨人)ではなく、“代魔神”として藤平(楽天)がマウンドに上がり、1死満塁のピンチを迎えたが、2者連続三振で切り抜けて試合を締めくくり、マウンドではガッツポーズを見せて雄たけびを上げた。
横浜高から16年ドラフト1位で楽天入りした藤平は、先発ローテに定着できずに今季から本格的に救援に転向。47試合で0勝1敗1セーブ、20ホールド、防御率1・75という成績を残して侍ジャパン入りを果たした。
10日のチェコとの強化試合での侍デビューすると、14日のオーストラリア戦、15日の韓国戦と、1人の走者を出すこともなく、圧巻の9者連続奪三振。この日も1死満塁から2つの三振を奪い、12個のアウトのうち、11個を三振で奪っている。