リヴァプールではアリソンに次ぐ2番手だが GKケレハーに秘められた才能 「5、6年後には彼は世界のトップ1、2のGKになる」
UEFAネーションズリーグ第5節でフィンランド代表と対戦し、1-0の勝利を飾ったアイルランド代表。この勝利に大きく貢献したのが守護神のクィービーン・ケレハー(25)だ。
この試合、77分にアイルランドはPKという大ピンチを迎えたが、ケレハーはこの場面でビッグセーブを見せた。見事なPKストップを見せた同選手はこの試合4つのセーブを記録し、クリーンシートでの勝利に欠かせない役割を担った。
GKとしてケレハーの実力は以前から高く評価されていたが、所属先のリヴァプールでは2番手という立ち位置だ。絶対的守護神として君臨するアリソン・ベッカーの牙城を崩せていない。しかし、アリソンが負傷してもリヴァプールに大きな問題が生じていないのはケレハーという優秀なセカンドGKがいるからなのは間違いない。
ここ数年は出場機会を得るために移籍を検討しているという噂も浮上しているケレハー。来シーズンにはジョージア代表GKギオルギ・ママルダシュヴィリもリヴァプールに合流するため、守護神争いはより熾烈になる。
実力を考えれば、他のクラブであれば正GK間違いなしとの見方も多いケレハーだが、着実に世界最高のGKの頂きに近づきつつあるように思える。