坂口健太郎、ロケ地小樽でピアノ生演奏 有村架純も感動「すごーい!」
有村架純・坂口健太郎
有村架純と坂口健太郎が14日、北海道・小樽でNetflixシリーズ『さよならのつづき』(Netflixで世界独占配信中)レッドカーペットに臨んだ。
本作は、事故で最愛の恋人を失ったひとりの女性と、その恋人に命を救われたひとりの男性。北海道、ハワイの壮大な風景を舞台に、運命に翻弄されるふたりの美しくも切ない、“さよなら”から始まる愛の物語。
有村が演じるのは、傷ついた人を笑顔にする最高に美味しいコーヒーを世界に広めようと奮闘する菅原さえ子。坂口は、子供の頃から体が弱く多くのことを諦めてきた大学職員の成瀬和正を演じる。
小樽は、4カ月もの撮影を行ったロケ地。有村は「ただいま、小樽!」と北海道の観客へ元気よく挨拶し、「約4カ月、この小樽の街にも大変お世話になって、とても素敵な作品に仕上がり私も嬉しく思っています」と長期ロケで滞在した思い出の地へ感謝の気持ちを述べた。
坂口も「小樽に帰って来れました。この土地にとても協力していただいて作りあげた作品です。小樽の街はどれもが新しくて、とても美しくて、そんな小樽の街で撮影できたことを幸せに思います」と話し、有村同様に「ただいまー!」と声を掛けると会場からは「おかえりー!」と温かい歓声が寄せられた。
劇中で披露しているピアノ生演奏について質問が飛ぶと、坂口が演じた成瀬の移植した心臓に、生前の持ち主の記憶が残っていた、という設定のため「移植によって急にピアノが弾けるようになった。という設定なので自然と弾けている感じを出すのが大変でしたね」と回答。
その流れで、MCから演奏を促された坂口は、ステージに設置されたグランドピアノの前へ移動し、実際に「I Want You Back」の生演奏を披露した。見事演奏を終えると、会場から大きな拍手と歓声が沸き起こった。
有村は、「すごい!すごい!すごい!」と興奮気味にコメントし、それを受け坂口は、「寒さじゃない緊張でちょっと弾き外してしまいました…」と照れくさそうに返した。
更にこの日は、米津玄師が書き下ろした主題歌「Azalea」と共に、北海道小樽の空に大輪の花火が打ち上げられた。有村は「感動…すごーい!」、坂口は「わぁーーー!キレイ」とリアクション。
花火を観た有村は目を潤ませながら「色々思い出してしまいましたね。ちょうど1年前にこの作品に取り掛かっていたので、ようやく皆さんにお届けできるのが嬉しいのと、主題歌もこの物語に良い影響を与えてくださっていてグっときちゃいました」と喜びを語った。
坂口も「試行錯誤しながら丁寧に作った作品なので、配信が始まって皆さんのものになったんだなぁと、寂しい気持ちと喜びが込み上げてきました」と述べた。