第10回中日教育交流会、東京で開催
13日、第10回中日教育交流会の開会式であいさつする中国の呉江浩駐日大使。(東京=新華社配信)
【新華社東京11月14日】第10回中日教育交流会が13日、東京で開かれ、両国の大学や中等教育学校など200校余りの代表が教育協力や人的・文化交流などの推進・強化について深く議論した。
中国の呉江浩(ご・こうこう)駐日大使は開会式であいさつし、教育交流は国家間の付き合いにおいて基本的な役割を担っており、中日両国の各種学校が長年にわたり積極的に取り組み、多くの人材を育成し、豊かな成果を上げてきたと評価。交流会を通して双方が新たな未来を構想し、両国のさまざまな分野の協力に新たな原動力を与え続けられるよう期待すると表明した。
13日、第10回中日教育交流会の開会式であいさつする日本の文部科学省高等教育局の伊東陽子視学官。(東京=新華社配信)
日本の文部科学省高等教育局の伊東陽子視学官は、中国からの留学生が日本を訪れる留学生全体の4割ほどを占めており、中国は最大の留学生供給国となっていると指摘。また中国に留学する日本人学生も非常に多く、両国の大学間で調印された交流協定は約9千件で、学生交流の促進は両国の相互理解を深め、安定的な協力関係を築くために重要であると述べた。
交流会は中国教育国際交流協会が主催し、日中文化交流センターが運営、在日本中国大使館と日本の文部科学省が後援している。(記者/李子越、楊智翔)