オーストラリア戦の7回、適時打を放つ日本代表の牧=13日、バンテリンドームナゴヤ

写真拡大 (全2枚)

 国際大会の経験が豊富な牧が、勝負強さを発揮した。

 2点差に追い上げられて迎えた七回。森下の二塁打などで築いた1死三塁から、初球の甘い変化球を逃さず中前適時打とした。流れを引き戻す一打となり、「良い結果を残せてほっとしている。初戦が大事だと思ったので、勝ててよかった」と振り返った。

 昨年はワールド・ベースボール・クラシックと、アジアプロ野球チャンピオンシップの両大会で優勝に貢献。代表初選出のメンバーが多い今大会は主軸として期待され、初戦で早速仕事を果たした。「(国際試合は)独特の雰囲気があるし、簡単には勝たせてくれない。チームで一つとなって戦いたい」と誓った。