【日本代表】22歳のSO伊藤耕太郎が追加招集 27年W杯へ期待の22歳
日本ラグビー協会は13日、欧州遠征中の男子15人制日本代表に、SO伊藤耕太郎(22=BR東京)を追加招集すると発表した。伊藤は2月に福岡で行われたトレーニングスコッド合宿の参加者で、正規の代表活動参加は初めて。16日の「リポビタンDツアー2024」ウルグアイ戦(フランス・シャンベリー)に出場すれば、初キャップ獲得となる。
国学院栃木高、明大を経て今年4月にBR東京入りした伊藤は、1メートル77、86キロとサイズは日本人の平均ながら、広い視野とスペースへのきゅう覚を生かし、パス、キック、ランを織り交ぜたアタックセンスに定評がある司令塔。昨季のリーグワンでは最終節の1試合の出場に留まったが、6月下旬から9月にかけてはニュージーランド留学を行い、来るシーズンへ備えていた。
9日のフランス戦では主将のSO立川理道(東京ベイ)が負傷交代し、その後チームを離脱。司令塔の駒不足が懸念されていた中、27年W杯に向けて飛躍が期待される22歳がチャンスをつかむことになった。