フランスリーグトップとなる「36回」のキーパスを記録 ハキミ、イ・ガンインをも上回るスタッド・ランスFW伊東純也のチャンスメイク力
24-25シーズンのリーグ1は第11節までを消化して、パリ・サンジェルマンが無敗の9勝2分で勝ち点29を稼ぎ、首位を走っている。2位は南野拓実所属のモナコで、3位はロベルト・デ・ゼルビ率いるマルセイユだ。
中村敬斗と伊東純也が所属するスタッド・ランスは前監督のウィル・スティルがクラブを去り、ルカ・エルスネル氏を招へいして新シーズンをスタートさせた。ここまでは5勝2分4敗、勝ち点17を積み上げ、7位につけている。
『SofaScore』のデータによると、伊東はリーグトップとなる36回のキーパスを記録しているようだ。上位にはPSGのアクラフ・ハキミ(2位、27本)、イ・ガンイン(3位、24本)とリーグ1トップクラスの選手たちが名を連ねており、彼らを上回る伊東の凄さが伝わってくる。
ここでのキーパスとは、味方のシュートに繋がったパスのことで、そこでゴールが決まれば伊東にアシストが付く。伊東がこのままのペースを継続し、味方が決めてくれれば、リーグ1のアシスト王も夢ではない。
好調の伊東は日本代表に選出されており、11月のインドネシア戦、中国戦での起用が予想される。おそらく[3-4-3]は継続で、伊東はWBでの出場となるだろう。長い距離をドリブルで運べる推進力、そしてアタッキングサードでのチャンスメイクは彼の強みであり、代表でもスタッド・ランス同様の活躍に期待したい。