2025年 新春浅草歌舞伎 中村橋之助、中村莟玉ら若手花形俳優が勢ぞろい!

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歌舞伎俳優の中村橋之助(28)、中村莟玉(28)、市川染五郎(19)、尾上左近(18)、中村鶴松(29)らが11日、都内で行われた「松竹創業百三十周年 新春浅草歌舞伎」記者会見に出席した。

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「新春浅草歌舞伎」は歌舞伎界の次代を担う若手花形俳優が大役に挑む“若手歌舞伎俳優の登竜門”。昨年の出演者から装いも新たに、東京・浅草公会堂で2025年1月2日〜26日まで上演する。

橋之助は「一番上の立場、座頭を初めて務めさせていただきますが、ここにいる7人が全員座頭で、同じ思いを持って舞台を務め、そしてお客様に届いて明日の活力となれるようなパワーあふれる公演にしたい」と力強く宣言。

さらに代々受け継がれてきたバトンを手に「令和6年度の新春浅草歌舞伎の千秋楽で(中村)米吉兄さんから僕と莟玉くんに託されたバトンです。このバトンに誓い、もっと大きくて重いバトンにできるよう、僕たちの代も一生懸命務めさせていただきます」と意気込んだ。

鶴松は数年ぶりの新春浅草歌舞伎出演。「しばらく出ていなかったので、もう浅草歌舞伎に出る事はないのかなと正直思っていました。メンバーが変わって、一員に再び入れたことをうれしく思います」と喜んだ。「演目も大変な役ばかりで、(同門の中村)勘九郎兄さんと七之助さんも死ぬ気でやってこいとメッセージを送ってくれたので、精いっぱい舞台で命を懸けて務めたい」と気合を込めた。