慶大の先発・沖村が5回を無失点投球 東京六大学野球秋季フレッシュトーナメント
◇東京六大学野球秋季フレッシュトーナメント第1日予選A組 慶大6―3法大(2024年11月11日 神宮)
早慶戦の余韻を残すように弟分が法大を破って1勝を挙げた。
7投手のリレーの中で先発して5回を3安打無失点に抑えた沖村要(2年=慶応)は「悪いなりに要所を抑えられた。もっと真っ直ぐを磨いて来季はリーグ戦のマウンドに立ちたい」と話した。春は5試合に登板したが、秋は未登板。外丸、渡辺和ら投手陣が残るため、競争は厳しい。「それは覚悟しているんで。頑張ります」と来季を見据えた。
大阪桐蔭から入学した別所孝亮(2年)も神宮初登板。1イニングを無失点に抑えたが、物足りない内容だった。
7投手をリードし自らも3安打した吉開鉄朗(同=慶応)は「きのうは早稲田から何とか勝ち点を取ろうとチームのために戦った姿を見ました。ボクもチームを引っ張っていける選手になりたいです」と前を向いていた。