八坂神社、祇園祭…謎に多すぎる古代ユダヤと日本の神社・祭りの驚くべき共通点とは?【日ユ同祖論】

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こんばんは。古代史ミステリーに再び着目している筆者です。

「日ユ同祖論」については過去にも紹介しましたが、ざっと紹介すると日本人はユダヤ人の失われた十支族の末裔ではないかという説です。ちなみに失われた10氏族を探している「アミシャブ」という組織まで存在するそうです。

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日本人の祖先はヘブライ人!?日本人はユダヤの失われた十支族の末裔であるとする「日ユ同祖論」とは

アミシャブが日本に注目してるのはヘブライ語と非常に似た発音が重要な儀式や言葉に残されていたり、神道に残る儀式が似ているから。

さて、この日ユ同祖論でひときわ興味深い場所が京都の「八坂神社」と「太秦」です。

八坂神社

京都の有名な八坂神社。

「八坂」の語源はヘブライ語の(yasakah、ヤサカ) である可能性があります。「ヤ」は神、「サカ」は「見張る、期待する」という意味で、「神が見る」という守護神を意味する言葉となります。「ヤサッ」と発音すると「神の守護」という意味にもなるので、多少訛って「ヤサカ」になったという解釈もできます。

また、八坂神社の別名「祇園神社」は「シオン」に通じます。シオンはイスラエルのエルサレム地方の歴史的地名で神殿の丘の別名です。

八坂神社(フォトACより)

祇園祭

日本のお祭りは、神輿を担いで練り歩きますね。世界でもフェスティバルはありますが、ご神体を載せて外に運び出すという宗教的儀式は珍しいのではないでしょうか? この神輿、実は「アーク(聖櫃)」を模したものではないかとのこと。

アークとは映画「インディ・ジョーンズ」でも知られる(世代がばれますね)「聖櫃」のこと。モーセが神と契約した「十戒」が書かれた石板が収められており、祭司の役割を担ったレビ一族が保管していたといいます。

この聖櫃は紀元前609年に歴史上行方不明になりました。イスラエルが分裂してできたユダ王国がエジプトに事実上滅ぼされてしまったためです。そのため、今でも世界史の大きな謎の一つとして盛んに研究がされています。

さて、レビ族は土地を持たなかった一族です。この聖櫃を移動する際は、必ず日本の棒を差し込み太鼓や鐘を鳴らしていたそうです。

この光景、日本の祭りに似ていますね。また、神輿にはその神社の祭神が誰であろうと必ずといっていいほど鳳凰が飾られていますが、聖櫃にも「ケルビム」と呼ばれる鳥が飾られています。

また祇園祭が行われる7月は、大洪水が終わった月と同じなのだそう。また、祇園祭の山車で、海をモチーフにしたデザインがあります。

日本の国作りの神話で、大国主を助ける神の少彦名(すくなひこな)は海から現れた神です。海の外からなんらかの文化がもたらされた痕跡が神話として残った可能性が多いにありそうです。

フランス南西部オーシュにあるサント・マリー大聖堂のレリーフに彫られた契約の箱(Wikipediaより)

豪華装飾写本『ベリー公のいとも豪華なる時祷書』に描かれた契約の箱(Wikipediaより)


菊の御紋

天皇家の紋章「菊の御紋」。これが嘆きの壁にも描かれており、菊は太陽の具象化であるともいわれ、古代ユダヤ人の間ではポビュラーな紋だったそうですが、皇室との関係は謎とされています。

シルクロードはユダヤ人が作った!?

シルクロードと聞くと、日本人は当時の中国人が全て制定したと思ってしまうのではないでしょうか。しかしシルクロードは元々古代ローマ帝国がつくった交易路が、中国大陸内部が漢王朝に制定されて中国まで伸び、日本が終着点となったと捉えたほうがよさそうです。

メインルートは現在のシリア、枝葉ルートはエジプトのアレクサンドリアまで伸びています。

その当時、国や土地に縛られず自由に移動できた民族で、高い文化と技術を持っていたのはユダヤ人でした。ユダヤ人は自信も優れた織物技術を持っており、商売人としても中国などから絹織物をもたらすため、ローマ人からは「絹の人」と呼ばれていたとか。

そしてユダヤ人がローマ帝国に滅ぼされ離散したときに、主な4つの交易路沿いに東へ東へと移動し、各地に定住したとのことです。その影響が、後述する景教徒です。

太秦

ネストリウス派キリスト教と呼ばれる宗派がかつて存在していました。キリスト教では異端とされており、ユダヤ教の色が濃いため、これはユダヤ人そのものではという考えもあります。

この宗教は西暦8世紀頃に中国で大いに盛んになり「景教」と呼ばれ国が禁じたほど。景教徒は736年に日本に渡り聖武天皇に拝謁しています。

で、この景教は「太秦教」とも表現されていたので、京都に移住して「太秦」という町をつくった渡来系の「秦氏」はこの景教徒ではないかという説があります。

お守り

ユダヤ人は呪文が書かれたアミュレットと呼ばれる護符を必ず身につけ、玄関には目ずさと呼ばれる護符を張り付ける風習があると言います。これも日本のお守りや玄関の注連縄などに通じるものです。

などなど、古代ユダヤ人と日本の共通点には枚挙にいとまがありません。

ユダヤ人そのものではなくても、ユダヤ教を信じる知識人が何らかの形で日本に渡ってきたのかもしれません。

参考:ユダヤと日本 謎の古代史