【さつまいもの保存】カットして生で冷凍が正解!凍ったまま調理してOKです!焼き芋も冷凍できちゃう
管理栄養士のともゆみです。さつまいもは常温保存が基本。でも、時間を置くと芽が出てきてしまいますよね。気温13℃で湿度85~90%を保てば長持ちするそうですが、専門の倉庫でもなければできない話ですよね(笑)。「ニチレイフーズ」のホームページ内にある「ほほえみごはん」ではさつまいもは冷凍保存をおすすめしています。冷凍のまま料理にも使えるので便利だそうです。さっそくやってみたいと思います。
【秋みょうがの保存】夏みょうがと秋ものは何が違う!?冷凍せず2か月もキープする意外な方法とは…!?
冷凍食品でおなじみのニチレイフーズはホームページ内に「ほほえみごはん」という食サイトを運営しています。食品の保存や冷凍を中心に紹介していて、さまざまな食品をあらゆるアイデアで冷凍&おいしく食べる工夫が記載されています。
今回は「ほほえみごはん」の中からさつまいもの冷凍に迫ります。
さつまいもの保存方法(冷凍庫で約1か月保存可能)
さつまいもは生のままカットして冷凍するのがいいそうです。加熱処理せずそのまま冷凍することで、調理するときに煮崩れしにくく、また変色もしづらくなります。
【冷凍方法】
1. さつまいもをよく洗い、キッチンペーパーで水分を拭き取ります。
2. スティック状、いちょう切り、輪切りにカットします。輪切りはそのまま冷凍用保存袋に入れます。スティック状といちょう切りは少量ずつラップで包んでから入れます。袋の中で平たくなるように広げ、空気を抜くように口を閉じます。
画像左がスティック状、真ん中がいちょう切り、右が輪切りです。
さつまいもの解凍/食べ方
冷凍したさつまいもは凍ったまま調理します。そうすることで、変色を防げます。輪切りは煮物や衣をつけて天ぷらに。いちょう切りはさつまいもご飯やみそ汁に。スティック状は揚げて芋けんぴや大学芋などに調理します。
輪切り
煮物を作ります。小鍋に厚さ1cmくらいの輪切りにした凍ったさつまいも120gに水100ml、砂糖大さじ1/2、薄口しょうゆ少々を入れ、中火にかけます。沸騰してきたら中火弱にして10分煮ました。
食感がやわらかくはなくしっかりめです。少しアクを感じるのと、甘みは少なめです。煮崩れしておらず色鮮やかに仕上がりました。同じ条件に水を少し足して20分煮たものも作りましたが、やはりそれほどやわらかくはならずしっかりとした食感でした。
いちょう切り
さつまいもご飯は、洗ったお米にいちょう切りにした冷凍さつまいもを加えて通常モードで炊飯します。お米2合に対して、さつまいも200gが目安です。
みそ汁を作ります。鍋にだし、凍ったままのさつまいもを入れて中火にかけます。5分程度で火が通ります。火が通ったらみそを溶き入れて完成です。今回は仕上げにワカメも入れました。
みそ汁は煮物と違い、水分が多いからか、それなりにやわらかくは仕上がりましたが、冷凍したさつまいもはかために煮上がるようです。やはり甘みは少ないですが凍ったさつまいもを鍋に入れるだけなのでお手軽ですね。
スティック状
さつまいもを凍ったままの状態で鍋に入れて揚げ、芋けんぴやスティック大学芋にします。
鍋に揚げ油を入れ加熱します。170℃になったら凍ったままのさつまいもを入れ、5分ほど揚げました。
素揚げのまま食べてみると、香ばしくて外カリカリ中ホクホクです。揚げるとアクは感じなくなり冷凍したのかわからないですね。
焼き芋も冷凍可能なんです!
【冷凍方法】
焼き芋は1000wのトースターに入れ、時々ひっくり返しながら45分焼きました。冷ましてからラップに包んで冷凍します。
【解凍方法/食べ方】
「凍った焼き芋は3分ほど自然解凍すると包丁で切れるようになり、さらに7分ほど自然解凍すると、スプーンですくって食べることができます」とサイトには書かれていますが、あくまでも目安です。大きめだったからか実際には3分では包丁が入らず、切れるようになるまで10分かかり、スプーンが入るくらいになるまでさらに10分待ちました。
あ、おいしい。甘さが強くてひんやりしててしっとりなめらか。焼き芋感はなくなり、クリームにシャーベット感が加わったような新しい食感です。ちょっとテンションのあがるおいしさです。
さつまいもの成分
さつまいもはビタミンCが多く含まれ、1本(約200g)で厚生労働省で定められている1日の推奨量の約半分を摂取できます。ビタミンCはメラニン色素の沈着を抑え、シミ・そばかすを防ぐ役割があります。腸内活動を活発にする食物繊維や体内の塩分バランスを調節するカリウムも多く含まれています。
さつまいもを生のまま冷凍してみたら、ちょっとかための食感になりましたが、変色はせず煮崩れもしにくいようで、凍ったまま鍋に入れればいいので使い勝手も上々です。揚げると香ばしくなるからか、冷凍したものかわからないですね。焼き芋の冷凍はとってもおいしかったので、ストックしておきたいなと思いました。参考にしてみてくださいね。
参考文献:
からだによく効く食べ物大事典 監修 三浦理代 池田書店
【秋みょうがの保存】夏みょうがと秋ものは何が違う!?冷凍せず2か月もキープする意外な方法とは…!?
冷凍食品でおなじみのニチレイフーズはホームページ内に「ほほえみごはん」という食サイトを運営しています。食品の保存や冷凍を中心に紹介していて、さまざまな食品をあらゆるアイデアで冷凍&おいしく食べる工夫が記載されています。
今回は「ほほえみごはん」の中からさつまいもの冷凍に迫ります。
さつまいもの保存方法(冷凍庫で約1か月保存可能)
さつまいもは生のままカットして冷凍するのがいいそうです。加熱処理せずそのまま冷凍することで、調理するときに煮崩れしにくく、また変色もしづらくなります。
【冷凍方法】
1. さつまいもをよく洗い、キッチンペーパーで水分を拭き取ります。
2. スティック状、いちょう切り、輪切りにカットします。輪切りはそのまま冷凍用保存袋に入れます。スティック状といちょう切りは少量ずつラップで包んでから入れます。袋の中で平たくなるように広げ、空気を抜くように口を閉じます。
画像左がスティック状、真ん中がいちょう切り、右が輪切りです。
さつまいもの解凍/食べ方
冷凍したさつまいもは凍ったまま調理します。そうすることで、変色を防げます。輪切りは煮物や衣をつけて天ぷらに。いちょう切りはさつまいもご飯やみそ汁に。スティック状は揚げて芋けんぴや大学芋などに調理します。
輪切り
煮物を作ります。小鍋に厚さ1cmくらいの輪切りにした凍ったさつまいも120gに水100ml、砂糖大さじ1/2、薄口しょうゆ少々を入れ、中火にかけます。沸騰してきたら中火弱にして10分煮ました。
食感がやわらかくはなくしっかりめです。少しアクを感じるのと、甘みは少なめです。煮崩れしておらず色鮮やかに仕上がりました。同じ条件に水を少し足して20分煮たものも作りましたが、やはりそれほどやわらかくはならずしっかりとした食感でした。
いちょう切り
さつまいもご飯は、洗ったお米にいちょう切りにした冷凍さつまいもを加えて通常モードで炊飯します。お米2合に対して、さつまいも200gが目安です。
みそ汁を作ります。鍋にだし、凍ったままのさつまいもを入れて中火にかけます。5分程度で火が通ります。火が通ったらみそを溶き入れて完成です。今回は仕上げにワカメも入れました。
みそ汁は煮物と違い、水分が多いからか、それなりにやわらかくは仕上がりましたが、冷凍したさつまいもはかために煮上がるようです。やはり甘みは少ないですが凍ったさつまいもを鍋に入れるだけなのでお手軽ですね。
スティック状
さつまいもを凍ったままの状態で鍋に入れて揚げ、芋けんぴやスティック大学芋にします。
鍋に揚げ油を入れ加熱します。170℃になったら凍ったままのさつまいもを入れ、5分ほど揚げました。
素揚げのまま食べてみると、香ばしくて外カリカリ中ホクホクです。揚げるとアクは感じなくなり冷凍したのかわからないですね。
焼き芋も冷凍可能なんです!
【冷凍方法】
焼き芋は1000wのトースターに入れ、時々ひっくり返しながら45分焼きました。冷ましてからラップに包んで冷凍します。
【解凍方法/食べ方】
「凍った焼き芋は3分ほど自然解凍すると包丁で切れるようになり、さらに7分ほど自然解凍すると、スプーンですくって食べることができます」とサイトには書かれていますが、あくまでも目安です。大きめだったからか実際には3分では包丁が入らず、切れるようになるまで10分かかり、スプーンが入るくらいになるまでさらに10分待ちました。
あ、おいしい。甘さが強くてひんやりしててしっとりなめらか。焼き芋感はなくなり、クリームにシャーベット感が加わったような新しい食感です。ちょっとテンションのあがるおいしさです。
さつまいもの成分
さつまいもはビタミンCが多く含まれ、1本(約200g)で厚生労働省で定められている1日の推奨量の約半分を摂取できます。ビタミンCはメラニン色素の沈着を抑え、シミ・そばかすを防ぐ役割があります。腸内活動を活発にする食物繊維や体内の塩分バランスを調節するカリウムも多く含まれています。
さつまいもを生のまま冷凍してみたら、ちょっとかための食感になりましたが、変色はせず煮崩れもしにくいようで、凍ったまま鍋に入れればいいので使い勝手も上々です。揚げると香ばしくなるからか、冷凍したものかわからないですね。焼き芋の冷凍はとってもおいしかったので、ストックしておきたいなと思いました。参考にしてみてくださいね。
参考文献:
からだによく効く食べ物大事典 監修 三浦理代 池田書店