ノミネートされた左上から大谷翔平選手、北口榛花選手、左下から馬術の初老ジャパン、小田凱人選手、AMI選手(写真:アフロ)(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)(写真:エンリコ/アフロスポーツ)(写真:西村尚己/アフロスポーツ)(写真:松尾/アフロスポーツ)

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今年1年の世相を言葉で切り取る、現代用語の基礎知識 選『2024ユーキャン新語・流行語大賞』でノミネート30選が5日、発表されました。

スポーツ界では大谷翔平選手の活躍やパリオリンピックで生まれた名言など計5点がノミネートされました。

【50-50】

メジャー7年目で、今季ドジャースに移籍した大谷選手。連日話題となりましたが、その中で世界を熱狂させたのが前人未到の50本塁打、50盗塁の「50-50」。メジャーの歴史に新たに名を刻んだ大谷選手は、日本だけでなく世界中に“大谷旋風”を巻き起こしました。

名言が残せなかった】

パリオリンピック陸上フィールド種目で日本女子初の金メダルを獲得したやり投げの北口榛花選手。1投目で65m80で今季自己ベストを出し、優勝を勝ち取りました。競技面だけでなく、競技場で寝そべりながらカステラを食べるシーンや、飛び跳ねて喜ぶ姿など愛されるキャラクターの北口選手。試合後に「名言が残せなかった」とかわいく放った言葉がノミネートされました。

【初老ジャパン】

パリオリンピックで総合馬術団体が92年ぶりに銅メダルを獲得しました。平均年齢が40歳を超えていることから自分たちの愛称を「初老ジャパン」と命名。このフレーズはSNSでトレンド入りするなど一気に馬術の知名度を上げました。

【やばい、かっこよすぎる俺】

パリパラリンピック車いすテニスで金メダルに輝いた小田凱人選手が放った名言。パラリンピックの放送がないことに苦言を呈しながら、自身の活躍で最終的に決勝はテレビ放送が決定。シングルスで金メダルを獲得すると車椅子の車輪を自ら外しコートに倒れ込むパフォーマンスなどで観客を魅了しました。優勝インタビューで興奮交じりに話した言葉がノミネートされました。

ブレイキン

パリオリンピックから新競技として登場したブレイキン。音楽に合わせて華麗なステップやダイナミックなパワームーブで会場をわかせその存在感を見せつけました。そんな中、初代女王をつかんだのは日本代表の湯浅亜実選手(ダンサー名=AMI)。男子も優勝候補といわれた半井重幸選手(ダンサー名=Shigekix)が4位と健闘し、新競技を盛り上げました。

▽新語・流行語大賞 ノミネート語30(50音順)

1.アサイーボウル
2.アザラシ幼稚園
3.インバウン丼
4.裏⾦問題
5.界隈
6.カスハラ
7.コンビニ富⼠⼭
8.侍タイムスリッパー
9.初⽼ジャパン
10.新紙幣
11.新NISA
12.ソフト⽼害
13.トクリュウ
14.南海トラフ地震臨時情報
15.猫ミーム
16.はいよろこんで
17.8番出⼝
18.はて︖
19.BeReal
20.被団協
21.50-50
22.ふてほど
23.Bling-Bang-Bang-Born
24.ブレイキン
25.ホワイト案件
26.マイナ保険証⼀本化
27.名⾔が残せなかった
28.もうええでしょう
29.やばい、かっこよすぎる俺
30.令和の⽶騒動