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いまどきの節約・使い切り料理術を身につけたら、どんなメリットがあるのだろうか。料理研究家のアドバイスを受けつつ、1週間分の献立選びから、食材の買い出し、料理にトライしてみた

【写真】7日目「レンチンでサバのみそ煮」「絶品切り干し大根」

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「6日目」よりつづく

7日目(日曜日)

【昼食】

ルポ最終日。常備しているサムジャン(韓国風の調味みそ)が便利。残ったねぎとにんじんを刻み、鶏がらスープの素ひとつまみとサムジャン小さじ1をカップに入れ、お湯を注ぐだけの簡単スープ。ごはんを浸しながら食すると、「残り野菜あっぱれ」の充足感だ。麻婆豆腐で残った豆腐半丁を、冷奴にして使い切った。

【夕食】

たまにはカルシウムやDHAの豊富な魚も食べたくて献立に入れた「レンチンでサバのみそ煮」が主菜。電子レンジでみそ煮、私の辞書にはなかった。レンジを使い慣れない人は、鍋のほうが上手にできるだろうが、今回は手軽さを重視。

副菜は、炊飯器に材料を入れるだけの「絶品切り干し大根」で、1週間冷蔵保存可能。美容と健康のためにもたくさん作って毎日食べたいくらいだ。

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こうして1週間挑戦してみたところ、一番感じたのは、無駄な買い物をせずに多彩な料理を食べることができた、という達成感だ。下準備や加熱などのコツをつかめば、さらに手早く、おいしくできるだろう。

節約・使い切り料理は「未来の自分をラクにする」という、あおにーなさんの言葉が身に染みる。これをマスターしておけば、年を重ねても、時間とお金にゆとりを生んでくれるに違いない。

《7日目の夕食の主菜》
「レンチンでサバのみそ煮」

【材料】

・サバ(半身)…2切れ
・長ねぎ…1/2本
・A
 ・みそ・めんつゆ(3倍濃縮)
 ・砂糖・すりごま(白)…各小さじ2・1/2
 ・ショウガ(チューブ)…3.5cm分
 ・水…35mL

【作り方】

(1) サバは半分に切る。長ねぎは斜めに切り込みを入れ、5cmのぶつ切りにする。

(2) 耐熱性の保存容器にAを入れて混ぜ合わせ、サバを一切れ一切れ浸しながら入れる。長ねぎをのせて、ふんわりラップをかけ、電子レンジで2分加熱する。

(3) サバを裏返し、今度はラップをかけずに2分加熱する。

・『週末にパパっと作って、平日は食べるだけ! 1週間3000円作りおきレシピ』(あおにーな著)を参考に材料を2人分にアレンジ
・電子レンジは600Wが基準。火の通り具合を確認しながら加熱時間を調整してください
・電子レンジを使うときは必ず耐熱性の保存容器を使用しましょう
・ポリ袋はポリエチレン製で、耐冷温度が−30度、耐熱温度が110度のものを使用

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