大谷翔平が今まで隠していた能力「なんて瞬間だ」 米メディアがこぞって称賛「王者として…」
優勝パレード
米大リーグ・ドジャースは1日(日本時間2日)、ロサンゼルスでワールドシリーズ優勝パレードを行った。大谷翔平投手は妻・真美子さん、愛犬デコピンと参加。ドジャースタジアムに集結した観客の前では、堂々と英語でスピーチを披露した。米メディアからは「最も心温まる瞬間の一つ」「なんて瞬間だ」とこぞって称賛の声が上がっている。
デーブ・ロバーツ監督が「ショウヘイ・オオタニ!」と絶叫すると、ドジャースタジアムが沸いた。ステージ上で照れくさそうに笑ってマイクを受け取った大谷は「This is so special moment for me(これは僕にとって本当に特別な瞬間です)」と英語で切り出した。通訳を介さない生の言葉に観客はさらに熱狂。同僚たちも両手を突き上げて盛り立てた。
大谷は「I’m so honored to be here and to be part of this team(ここにいられて、このチームの一員でいられて本当に光栄です)」と続け、「Congratulations Los Angeles(おめでとう、ロサンゼルス)! Thank you fans(ファンのみんな、ありがとう)!」と声を張り上げた。
英語力が向上しているのは周知の事実だが、普段のインタビューは通訳を介すことがほとんど。隠されていた能力が披露され、米カリフォルニア州地元放送局「FOX 11 ロサンゼルス」は優勝パレードの内容をまとめた記事の中で「式典の中で最も心温まる瞬間の一つ」と紹介。米カリフォルニア州地元局「KABC-TV」は「ショウヘイ・オオタニが珍しく英語でスピーチする」と驚きまじりの見出しで伝えた。
米専門メディア「ドジャーブルー」公式Xも「ショウヘイ・オオタニにとってなんて瞬間だ。ワールドシリーズ王者の一員として、英語で観衆に向かってスピーチした」と動画を投稿。大谷の言葉を直接聞ける貴重な機会だったようだ。
(THE ANSWER編集部)