絶好調フリーマンの先制2ランにヤンキースタジアムも沈黙 WS5試合連発はMLBタイ記録 出塁した大谷も肩をかばいながらホームイン

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フリーマンの勢いが止まらない(C)Getty Images

 現地28日(日本時間29日)に敵地のヤンキースタジアムで行われたワールドシリーズ第3戦でドジャースでは好調なフレディ・フリ―マンが先制2ランを放った。

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 初回先頭で出場した大谷翔平がストレートの四球で出塁、その後一死一塁で打席に入ると、相手先発シュミットの4球目、内角高めのカットボールを一閃。ボールは高々と右中間スタンドへ飛び込んだ。

 敵地で放った豪快な一発にヤンキースタジアムも思わず沈黙に包まれた。

 左肩亜脱臼で出場が危ぶまれた大谷も左手でユニホームを支えながら、慎重にホームイン。チームにとっても価値ある先制2ランとなった。

 フリーマンはWS第1戦で延長10回にWS史上初となる逆転サヨナラ満塁弾を放ち、チームに貢献。第2戦でも3回にホームランを放っていた。

 今シリーズにおいては3戦連発、また自身のブレーブス時代の21年から続く、5戦連発の記録となった。これはジョージ・スプリンガーと並んでMLB最長タイ記録と打棒の勢いが止まらない。

 フリーマンはシーズン終盤に右足首を捻挫するピンチもありながら、世界一奪回に向けてポストシーズンでは懸命なパフォーマンスでチームを鼓舞している。

 このままWS制覇となればMVPの有力候補となるのも間違いなさそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]