大谷翔平は注射、テーピングで左肩をケア…盗塁については「走らないと思う」とロバーツ監督“レッドライト”宣言
◆米大リーグ ワールドシリーズ第3戦 ヤンキース―ドジャース(28日、米ニューヨーク州ニューヨーク=ヤンキースタジアム)
ドジャース・大谷翔平投手(30)のワールドシリーズ第3戦(28日、日本時間29日)を前に、ロバーツ監督が記者会見で状況を説明した。
「痛みを和らげるために注射を打つなど薬を飲んだりしているか? 肩のテーピングをしているが、それでスイングはどれほど限定されるか」と質問されたロバーツ監督は「それらは全部やっている。テーピングは患部を安定させるためにやっているのであって、動きを制限させるためではない」。痛みについては「彼は(今日の試合で)プレーすることに対して非常にき然としている。私は昨夜、ケージで彼のスイングを見たが、とても良かったし、力強かった。打球がよく飛んでいた。我々全員の心の中には(状態について)不確実性があったと思うが、彼の心の中では最初から今日の夜からプレーするつもりだったそうだ」と明かした。
前日の打撃練習では打球速度102マイル(約164キロ)が出ていたことを喜んだ同監督。ただ盗塁については「彼は走らないと思うよ」と話し、自身の判断で盗塁を許可しているグリーンライトから、レッドライトに変わったことを明かした。