「本当に打つと思っていなかった」「追いかけっこをしていましたから」ソフトバンク、小久保監督の一問一答 日本シリーズ初戦白星
◆SMBC日本シリーズ2024 第1戦 DeNA3―5ソフトバンク（26日、横浜）
ソフトバンクが逃げ切りで初戦を制した。有原航平が投げては7回無失点、打っても先制2点打の大活躍。試合後、小久保裕紀監督の一問一答は以下の通り。
―投打で有原航平が活躍した。
「今日はそうですね。はい」
―投球面は。
「いつも通り打たせて取る。変化球を低めに集めながら。言うことなかったです」
―2回は甲斐拓也の申告敬遠から有原航平の一打。
「普段バッティングしてないんで。いや、本当に打つと思ってなかったので。しかもジャクソンのあんな速い球ね」
―打順は迷った。
「迷ってはないですね。柳田が1番に入った時に、2死ランナーなしで柳田の時、普通はファーストストライク待ったりするんですけど、そこだけ気になったんで。もう有原に前もって柳田には制限をかけないから早めに準備しなさいっていう話はしていた。そこだけ気になっただけです」
―今宮健太を3番に入れた。
「そうですね。やっぱり山川の後を栗原にしようと思って。3番今宮だとノーアウト1、2塁で十分（バントで）送れるという、そういう意味を込めて。CSで状態が良かったんでね」
―自打球を受けた周東佑京の膝は。
「あの後もヒットを打ったから大丈夫ですよ。というか、追いかけっこをしていましたからね。川村が抜かれるんかなと。走りを見たら心配ないと」
―あの（9）回は先頭の嶺井博希の代打安打から。
「ハマスタですごい打ってるイメージがあったので。あのままの点差ならもう逃げ切りで行こうと思って。バッティング練習を見ていても、ファームの時もそうなんですけど、結構状態良かったんで。あのヒットからね」
―9回のオスナは点差のある場面だったが不安が残った。
「まあ、勝ち切ればいいんですよ。あれが2―0だったらまた違う展開でしたでしょうし、それはあんまり比較にならないです」
―試合30分前に訓示をした。
「2024年型ホークスは日本一を達成して完結するっていうだけです」
―3番今宮は近藤健介が出られない場合、CSでも考えていた。
「いや、あの時はなかったです。CSで状態が良かったので。山川の状態がずっと良くて、そこに4、5番にちゃんと得点圏と考えたら1アウト一塁で送ることもできるし。並び的には周東、今宮だったので、1、2番が2、3番になっただけなので」
―日本シリーズ第1戦で変えるのは勇気がいる。
「提案はバッティングコーチがしてくれるので。面白いなと思いましたよ」
―初回から振っていった。
「初戦なので振らないと緊張も取れないでしょうから。待ての時は待ても出していましたし。それはサイン通りです」
―日本シリーズの雰囲気。
「比較的落ち着いていましたよ。僕は全然落ち着いていました。9回裏ちょっと最後だけ…」
