大谷翔平の先頭打者弾「いい気分にさせた」本拠地で“崖っぷち”のメッツ指揮官、ド軍打線を「止められなかった」と脱帽

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メッツのメンドーサ監督がドジャース打線に脱帽した(C)Getty Images

 ドジャースが現地時間10月17日(日本時間18日)、敵地でメッツとのリーグ優勝決定シリーズ第4戦に10‐2で勝利し、対戦成績を3勝1敗としてワールドシリーズ進出へ王手をかけた。

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 「1番・DH」で先発出場した大谷翔平は初回の第1打席、2試合連続となるポストシーズン3本目のソロ本塁打を右翼席へ放り込み、ドジャースが1点を先制した。その後、大谷は3打席連続で四球によって出塁。4打席連続で出塁し、チームの得点源となった。

 一方、メッツのカルロス・メンドーサ監督は試合後の会見で、大谷の先頭打者アーチがこの試合の雰囲気を決定づけたかという質問に「そうとも言える」と答えた。メッツの地元局『SportsNet New York』が、同監督の会見の様子を動画で公開している。

 同監督は続けて「ソロ本塁打だけで我々に勝つことはできないだろう。確かに印象的だったが、オオタニだけではなく、その後ろの選手たちにも気を付ける必要がある」とし、ドジャース打線は大谷だけでなく、その後の打者も警戒する必要があるとした。

 ただ「(オオタニが)第1打席で、あのように打ったことで彼らをいい気分にさせたのは間違いない。あれだけで我々が負けることはないということはわかっていたが、我々は止められなかった」と、12安打10得点のドジャース打線に脱帽した。

 ドジャースは、大谷のあとを打つ2番のムーキー・ベッツが4安打4打点と活躍。4回に適時二塁打、6回には2ランを放ち、メッツを崖っぷちに追い込んだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]