メッツ戦、初回の打席で先頭打者本塁打を放ったドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

写真拡大

リーグ優勝決定S第4戦で先頭打者弾

 米大リーグ、ドジャース大谷翔平投手は17日(日本時間18日)、敵地ニューヨークで行われたメッツとのリーグ優勝決定シリーズ第4戦に「1番・DH」で先発し、初回の打席で先頭打者本塁打を放った。2試合連続の一撃は、時速117.8マイル(約189.6キロ)という爆速弾。これがまたメジャー初の記録を生んだと米記者が伝えている。

 大谷がメッツ先発キンタナの2球目、シンカーをとらえると打球は右翼へ向かって一直線。ブルペン付近に打球速度117.8マイル(約189.6キロ)、飛距離422フィート(約128.6メートル)の一発が突き刺さった。打席に立つ前から続いていたブーイングは、生還するとさらに大きくなった。

 この直後、MLB公式のサラ・ラングス記者は自身のXに「ショウヘイ・オオタニは今ポストシーズン、打球速度115マイル(約185.1キロ)以上の打球を3度放ち、スタットキャスト(2015年)が計測開始以降では1ポストシーズンで最多の記録」と投稿した。

 大谷は前日行われた第3戦の8回に放った本塁打も、打球速度115.9マイル(約186.5キロ)、飛距離は410フィート(約124.9メートル)という強烈な打球だった。シーズン中から数々の記録を打ち立ててきた大谷の爆速打球は、ポストシーズンでもファンを驚かせ続けている。

(THE ANSWER編集部)