「D&D〜医者と刑事の走査線〜」記者会見に出席した藤木直人

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藤木直人(52)寺島進(60)がこのほど、都内で、テレビ東京ドラマ9「D&D〜医者と刑事の走査線〜」(18日開始、金曜午後9時)記者会見に出席した。

同作は、地域医療が破綻の危機にひんした街を舞台に、病院再建を期待された医者と組織に忖度(そんたく)しないベテラン刑事の異色なバディが、社会からこぼれ落ちた人々が起こす事件とその背景にある人間ドラマに、それぞれの立場で向き合い解き明かしていく、完全オリジナルのヒューマンミステリー。藤木は病院再建に奔走する医者・紙子良、寺島はクセ者刑事・弓削文平を演じる。

共演は初めて。藤木は寺島について「トーク番組ではゲストでお会いしたことはある。厳しい中にも優しさがある方だと勝手に思っていたけど、優しさしかかなかった」と吐露した。

一方寺島は「かっこいい。これに違う意味でかっこいい寺島が加われば最強だなって」と自負した。また、「目標はフランス・イタリア合作の『ボルサリーノ』だよ。アラン・ドロンとジャン=ポール・ベルモンド。その辺の民放のバディじゃない。目標はもうヨーロッパ! まかせて」と自信を語った。

同局はこれまでの「ドラマ8」を10月期から「ドラマ9」へと放送枠を変更。藤木は「現場は枠が変わったこととか考えていないけど…」とした上で「ただ日テレさんが『金曜ロードショー』なので、強い映画がきませんようにってね」と笑った。

この発言に寺島は「そんな弱気な発言じゃ困るね」とかみついた。「逆だよ、逆! 向こうがビビっているから、こっちがビビる必要はない。強気でいかないと」とまくしたてた。

また「台本も、社会問題になっていることをご法度ギリギリで攻めてくるからやりがいがある。さすがテレ東」と続けたが「これくらい褒めておけばいいか!」と笑った。

締めの言葉で藤木は「スポーツが好き」と切り出し「スポーツは筋書きのないドラマだけど、僕たちは筋書きのあるドラマを作っていて、スポーツには勝てないのかなと思うこともある」としつつも「今回はその筋書きが面白いドラマだと思っています」とした。「それを僕たちがいかに肉付けするかがテーマだと思って日々頑張って撮影しています」と続け、「少しでも多くの人に届く作品になってくれればと思います」とアピールした。

さらに「あとプライベートですが、21日がファイナンシャルプランナーの結果が出る日なんです」と告白。この日は同ドラマの視聴率も発表されるが「両方とも良い結果が出ればいいなと思います」と期待した。

ほか早見あかり(29)前田拳太郎(25)大塚寧々(56)も登壇。