山本太郎代表が緊急入院、れいわ新選組 第一声代理の櫛渕氏をスタッフが「不安なスタートと…」と紹介
れいわ新選組の山本太郎代表(49)が14日深夜に緊急入院したことを受け、衆院選(27日投開票)公示日の15日、共同代表の櫛渕万里氏(57)が、急きょ第一声を務めた。
東京・錦糸町駅前に姿を見せた櫛渕氏。マイクを持ったスタッフから、東京14区からの立候補とともに「れいわ新選組にとって不安なスタートとなりましたが、櫛渕万里、先頭に立ちます」と紹介された櫛渕氏は、「昨日深夜に山本太郎代表が緊急入院ということで、皆様に大変ご心配をおかけしておりますけれども、れいわ新選組は変わらず一丸となって衆議院選挙を全国の仲間と戦ってまいります」と切り出し、有権者に投票を訴えた。
同党は現段階において、山本氏の緊急入院についての質問には「お答えできかねます」としており、第一声以降も都内で山本氏による街頭演説スケジュールが組まれていたが、同党は未定としている。
第一声を務めた後、報道陣から山本代表について質問を受けると「今後の予定ということは、まだ私も聞いておりません。昨晩に緊急入院されて以降、特に新しい情報は入ってきていません。(山本代表は)疲労が続いていたのかもしれません。仲間としては、まずは可能な限り休んでいただいて。選挙戦がスタートですから代表の復帰を待って、候補者一丸となって戦っていく決意は変わりありません」と語った。
第一声で、櫛渕氏は冒頭に「今回の衆議院選挙は、経済音痴から日本を取り戻す戦いです。失われた30年を取り戻す徹底的な経済政策が必要だからです。先進国で30年も不況が続いているのは日本だけ。先進国で実質賃金がずっと下がりっぱなしなのも日本だけ。先進国でこの30年、所得の中央値が131万円も下がっているのも日本だけなんですね。経済音痴の原因を作ってきたのは自民党、公明党、そして民主党。間違った経済政策を実行してきたからであります。景気が悪いときに増税をしてはいけない。これは世界の経済政策の基本の『キ』です」と訴えた。消費税の廃止ないし減税、インボイス制度の廃止、国民への現金給付、社会保険料の減額を訴えていた。
(よろず~ニュース編集部)