前節は中国に逆転勝ちのオーストラリア。ポポヴィッチ新体制で調子は上向きつつある。(C)Getty Images

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 森保一監督が率いる日本代表は10月15日、北中米ワールドカップのアジア最終初戦第4戦でオーストラリア代表とホームで対戦する。

 森保ジャパンはここまで無傷の3連勝でグループ首位。一方のオーストラリアは1勝1分1敗の戦績で、同勝点のサウジアラビアとバーレーンを得失点差で上回り2位につける。注目の上位対決を前に、オーストリア代表は公式サイトでプレビューを展開。「これまでで最大の難関だ」と記し、こう続ける。

「日本は圧倒的な強さを見せており、予選の最初の3試合で中国を7−0で圧倒し、バーレーンを5−0で打ち負かし、サウジアラビアに2−0で楽勝している。この圧倒的なスタートにより、サムライブルーはグループCで倒すべきチームとなった」

 両国はこれまで27回対戦しており、オーストラリアから見て7勝9分11敗。日本が優勢を保っている。オーストラリアが最後に白星を掴んだのは2009年のW杯予選で、当時はティム・ケーヒルの2得点で2−1の勝利を収めている。

 直近では22年3月のW杯予選で、オーストラリアはホームで0−2の敗北。そして今回の対戦に向け、記事は「日本戦のラインナップはまだ不明だが、オーストラリアはクリスタル・パレスの鎌田大地、ブライトンの三笘薫、リバプールの遠藤航などトップレベルの才能が詰まったチームとの試合で、はるかに厳しい試練に直面することになるだろう」と展望する。
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 同サイトによれば、守護神のジョー・ガウチは「挑戦になることは分かっている」とし、「本気で勝負に挑むべきだ」と気合を入れる。

「確かに我々はアウェーで、ただポイントを取りたいだけだと見ている人もいるかもしれないが、そうではない。我々は勝つためにここにいる。それが我々が持つべきメンタリティだ」

 日本にとっても難敵との一戦はどんな結末を迎えるか。試合は15日に埼玉スタジアム2002で開催。19時35分にキックオフ予定だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部