アニメ「ぷにるはかわいいスライム」声優座談会「こんなにおしゃべりする現場なかなかない!」

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毎週日曜夜11時45分からは、アニメ「ぷにるはかわいいスライム」を放送中!

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WEBコミック配信サイト「週刊コロコロコミック」(小学館)にて連載中の、幼馴染みラブコメ「ぷにるはかわいいスライム」(原作:まえだくん)をアニメ化。
主人公・コタローが作ったスライム・ぷにるが、7年という歳月を経て“超絶美少女”の姿に大変身! 体がスライムという特性から、さまざまな姿にかわいく変化するぷにると少年・コタローの日常を描くラブコメディだ。

▲左から清水理沙、篠原 侑、梅田修一朗、花守ゆみり

「自由自在に姿を変えるぷにるがとにかくかわいい!」と話題沸騰の本作。
「テレ東プラス」は、ぷにる役の篠原 侑、河合井コタロー役の梅田修一朗、雲母麻美役の清水理沙、御金賀アリス役の花守ゆみりの座談会・後編をお届けする。
※前編はこちら!

「こんなに休憩中に全員でおしゃべりする現場、なかなかない」(篠原)



――「コロコロコミック」史上初となる異色のラブコメディですが、出演が決まった時の感想をお聞かせください。

篠原「私はスタジオオーディションを受けたのですが、結果が待ちきれなくて、別の会話の流れでマネージャーさんに自ら聞いてしまいました。そうしたら結果が出た直後で、マネージャーさんが、『ぷにるはねぇ…』と一瞬暗いテンションになったので、落ちてしまったのかと思いきや、『…決まりましたよ!』と(笑)。ぷにるというキャラクターに運命的なものを感じていたので、本当にうれしかったです」

梅田「僕もコタロー役に運命を感じていたというか、少しだけ自信があったかもしれません。以前から原作を読んでいましたし、『僕がコタロー役をやるならこんな感じだろうな』とずっと想像していました。この役をいただいたからには、とにかく全力で挑もうと思いました」

清水「私は、『こんなに優しい作品に出演できるなんて』とうれしい気持ちでいっぱいになりました。原作を何度も読み返してイメージを膨らませていたので、初めての収録はうれしさと緊張が入り交じり、ずっとドキドキしていました」

花守「私は昔からアリスちゃんのように気が強くてかわいいお嬢様に憧れがあり、思いきり『おーっほっほ!』と高笑いしてみたかったので、オーディションでもノリノリで、マネージャーさんにも『楽しそうだった』と言っていただけました。
後日決まったと連絡を受けた時は、『本当にいいんですか!?』と驚きましたが、アリスちゃんは個性的なキャラクターなので、演じていて楽しいです」
――皆さんの様子から仲の良さが伝わってきますが、現場の雰囲気はいかがですか?

篠原「こんなに休憩中に全員でおしゃべりする現場、なかなかないんじゃないかな? と思うくらい、和気あいあいとしています。ラーメンの話から健康の話まで、話題は尽きません」

梅田「ラーメンの話は会う度にしてるよね(笑)」

清水「ぷにるの収録はカロリーを使うので、とてもお腹が空くんです。お腹がぐーと鳴るのを声の大きさでごまかしたこともありました(笑)」

篠原「花守さんが優しくて、お腹が空いた人にグミをくださるんです。だんだんみんなでお菓子を配り合う現場になって、まるで学校の教室のような雰囲気です」


――収録中に発見した、共演者の意外な一面があれば教えてください。

篠原「梅田さんが演じるコタローはツッコミの役割ですが、梅田さん自身は天然なところがあって、どちらかというとボケ役です。みんなでカニの話をしていた時、私が『たし"かに"ね』とわかりやすく振ったのに、全然ツッこんでくれず、シーンとなってしまったことがありました。『わざとかな?』と思いましたが、実は私のボケに気づかなかったそうです(笑)」

梅田「篠原さんがお話上手で、場の空気を自然に作ってくれるので、僕も安心しきってツッコミを忘れてしまったんですよ!(笑) 現場によっては、『僕が今日の空気作ろう!』と思って挑んでいることもあるんです。でも、ぷにるの現場はついリラックスしてしまうんですよね」

篠原「梅田さんは休憩中にいろいろ話してくれますよね。そういえば、花守さんも面白い出来事がありました。花守さんがスタジオに入ってきた時、偶然オーケストラの曲が流れていて、『お嬢様が壮大なBGMを背負って来た!』とみんなで盛り上がりました(笑)」

花守「音響さんがオーケストラの音楽を調整していた時、タイミングよく登場しちゃったみたいで…あれはめちゃくちゃ恥ずかしかったです(笑)」

篠原「清水さんも天然なところがあるのに、すごくいい声で喋るので、ついごまかされちゃいます(笑)。まるで歌っているかのように優雅で、心も海のように広い方です。あと、いつもスタジオにマイシューズを持参していますよね」

清水「そうなの。私の身長が152cmで、一本のマイクを何人かでシェアする時に高さが合わないので、いつも厚底シューズを履いて収録しています」

梅田「その初代シューズが初回の収録で壊れちゃったらしくて、今は2代目なんですよね?」

清水「はい! 初代は10年くらい履きましたが、初回収録が終わった瞬間に壊れてしまって…。『いよいよ私の第2章が始まるんだな』と感じました(笑)」

――最後に、読者にメッセージをお願いします。

梅田「ぷにるとコタローのやり取りが面白くて、見ているだけで楽しくなりますし、全てのキャラクターが強烈な個性を持っています。ぜひ、ワクワクした気持ちでご覧ください!」

清水「息つく間もないほどボケとツッコミが繰り広げられるので、笑いが止まらないと思います。リズミカルな会話が音楽のように感じられるかもしれません。この作品が持つ“笑いと楽しさ”を存分に味わってください」