10月6日、コント日本一を決める『キングオブコント2024』(以下『KOC』、TBS系)の審査員に、お笑いコンビ「シソンヌ」のじろうが新しく加わると発表された。

「2015年から『KOC』の審査員長は、活動休止中であるダウンタウン松本人志さんが務めており、その行方が注目を集めていました。しかし、松本さんは降板となり、じろうがその枠を埋めるように抜擢された形です。

 一方で、10月12日の午後6時30分からの生放送については、例年どおり、松本さんの相方である浜田雅功さんが司会を務めることが発表されています」(芸能記者)

 この“代役発表”に対して、X上ではこんな反応が多かった。

《松本不在の影響があるの賞レースの審査員くらいだろうと思ってたけどKOCもM-1も特に問題なく終わりそうであるな》

《審査員に松本いる意味がよくわからなかっからこれでいいと思う》

《すごくしっくりきたので今のコントの大会で5人しか審査員の枠が無いと松本人志の聖域ってマジで邪魔だったなとわかった》

《現役でネタやってるメンツになっちゃったから、松本人志が審査員より全然怖いし影響ありそう》

 じろうが審査員として起用されるが、意外にも“松本不在”の影響を感じないという声が多いようだ。

 松本は、2023年12月に「文春オンライン」で性加害疑惑が報じられ、それに関する裁判に集中するためとして、2024年1月から芸能活動を休止している。

「ただ、最近では松本さんの裁判が延期になっており、その原因が松本さんサイドの“裁判戦略”の練り直しとする報道が相次いでいます。そのため、松本さんの芸能活動再開がいつになるのかは、読める状況ではありません。

 松本さんが休止期間中、まったく反応を示していないかというと、そうでもなく、たびたび自身のXを更新して、応援してくれるファンにメッセージを“投下”してきました」(前出・芸能記者)

 2024年3月25日、裁判開始と同時にXを更新した松本は《世間に真実が伝わり、一日も早く、お笑いがしたいです》などのメッセージを残し、長らく自身のポストをおこなわなかった。

 その後、自らのポストを再開したのは「文春オンライン」が、松本側の代理人弁護士が被害女性に対し、探偵を使って尾行させていたことを報じた後、『情報ライブ ミヤネ屋』(読売テレビ制作、日本テレビ系)などが“後追い報道”をしたことに対してだった。

 7月12日に代理人弁護士が発表した声明の画像をそのまま添付して、ワイドショー報道に抗議の姿勢を示すと、7月14日には《ポスト、リポスト普通にしょうと思ってます。当たり前の権利やし》と投稿。

 しかし、そのポストにも思わぬ“意見”が出ていた。

「松本さんは《当たり前の権利やし》の宣言後に、三村マサカズさんら芸能界の“お友達”とX上で交流していました。

《普通に飲みましょう。》というお誘いに、《あっ!この人知ってる》《了解です》などと“ご機嫌”で返事していたのですが、こんなやり取りに、ファンからはX上では《すべってる存在になった》《ほんとに面白くなくなった》という声が相次いたんです。

 それが響いたのか、裁判の影響なのかわかりませんが、松本さんは8月3日のポストを最後に、再び沈黙を貫いています。『KOC』審査員起用の反応を見ても、Xで中途半端に発信した“代償”は大きかったように思えます」(同前)

 松本がお笑い界の“キング”に返り咲く日は来るのかーー。