取材に応じる内尾聡菜

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 バスケットボール女子「大樹生命Wリーグ」の昨季女王・富士通は4日、川崎市内で練習を公開した。24年パリ五輪の日本代表候補入りした内尾聡菜が取材に応じ「これからのリーグが楽しみ。(代表候補合宿では)一流の選手とスタッフと数か月過ごして、『もっとうまくなりたい』と思った。チームに還元したい」と意気込み。チームはリーグ2連覇と皇后杯優勝の2冠を目標に掲げる。

 弟はプロバスケットボール選手の内尾聡理で、B1の千葉Jから今季、FE名古屋に移籍した。姉弟そろって、コート上では“守備職人”として活躍が光る中、「『どっちかはオフェンスが得意であれよ!』と話している」と笑い、「弟の方が知名度が高いので、負けないように」と力を込めた。

 大樹生命Wリーグは11日のトヨタ自動車―ENEOS(東京)から開幕。富士通は、12日のアイシン戦(東京)が今季の開幕戦となる。