石破茂氏

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 立憲民主党で次期衆院選を取り仕切る総合選挙対策本部(本部長・野田佳彦代表)の本部長代行に就任した小沢一郎衆院議員が3日夜にX投稿。「自民、『裏金議員』原則公認へ」との朝日新聞報道を取り上げ、「自民党という絶望。もはや、つける薬も無い」と投稿した。

 「総理になった途端、毎日嘘をついて笑っている。国民なんてちょろいもん、何をやっても自民党を支持するよ、と思われている。それでもまだこの党を支持しますか?」と記した。

 1日には「裏金議員、ダメ。ゼッタイ」と記して、裏金議員と金額を記したリストを掲出している。

 同党の福山哲郎議員は「皮肉をこめて言えば、石破新総理が何もしないなら、岸田総理が辞めなくてもよかったのではないか。国民をバカにするにも程がある」と投稿。

 国民民主の玉木雄一郎代表も、速攻で反応。X投稿で「結局、裏金議員も公認するのか。しかも、『時間がない』から公認せざるを得ないとしているが、『時間がない』状況を作ったのは自分自身。解散を急いでおいて時間がないとは笑止千万。石破カラーがどんどん『脱色』されている。『自民党を変える』ことなど到底できないだろう」と記した。

 ネットでは「原則公認」がトレンドワードとなり、「終わった」「石破、悲惨だ」と大荒れとなっている。

 石破首相は1日の就任会見で「選挙区においてどれぐらいのご支持をいただいているのかということをきちんと把握しながら、公認するか否かということを決定いたしてまいります。必要であれば、公認権者であります私自身が国民の皆様方に納得していただけるような説明をいたしてまいります」と述べている。