紀子さま(C)日刊ゲンダイ

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 先月11日、58歳のお誕生日を迎えられた秋篠宮妃の紀子さま。誕生日に際して記者からの質問に答えられた文書には、紀子さまの苦悩を垣間見られた。
 
《ネット上でのバッシングによって、辛い思いをしている人が多くいるのではないかと案じています。私たち家族がこうした状況に直面したときには、心穏やかに過ごすことが難しく、思い悩むことがあります》

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 目下、紀子さまが思い悩まれていると言われている一つが、先月6日に18歳の誕生日を迎えられ成人皇族になられた長男、悠仁さまの進学問題だ。
 
悠仁さまの本命と言われている東京大学農学部の来年4月入学の学校推薦型選抜の出願が、11月からスタートします。秋篠宮家を支える側近トップの吉田尚正皇嗣職大夫は、3月の定例会見で『自然誌を学ぶことができる大学』と明言しなかったことから、進学先について東大のほかに筑波大など情報が独り歩きしている状態です。しかし、吉田氏はそれらを『根拠のない情報』と一蹴しています」(宮内庁担当記者)

 さらに、紀子さまの文書では、21年に小室圭さんと結婚し、現在、米ニューヨーク在住の長女眞子さんについても触れている。
 
《この暑い季節を、長女の眞子はどう過ごしているかしら、元気にしているかしらと思い、遠く離れた場所に暮らす娘のことが心のどこかに感じられます》

■彼の地にいる長女とのやり取りが希薄な様子

 こう文書でつづられた紀子さまは、眞子さんが子供時代に一緒に読み親しまれた本を書棚で見つけてページをめくったり、一緒に過ごされた時間に思いを馳せ、《いつも彼女の幸せを願っています》と、文書に結ばれている。
 
コロナが明けてからも眞子さんの里帰りが実現していない上に、普段からあまりコミュニケーションをとられていないように感じられる語り口で、文面からは母娘の間に距離があるような寂しさがにじみ出ています。秋篠宮家へのネットバッシングは、眞子さんと小室さんの結婚騒動を機に強まりましたが、眞子さんの結婚問題が決着した後も、秋篠宮邸の改築問題に批判が集まり、今は悠仁さまの大学進学に目が向けられています。さらに、皇族数減少を背景に今年30歳になられる次女の佳子さま結婚や、今後の女性皇族の在り方などが不透明な中、紀子さまにとって悩ましい状況が続いています」(皇室ジャーナリスト)

 紀子さまが心穏やかな日を過ごせるときはいつ訪れるのか。

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