日本テレビ系トーク番組『おしゃれクリップ』(毎週日曜22:00〜)では、今年で50周年を迎えた『おしゃれ』シリーズの歴史を振り返る1時間SPを、29日に放送する。

(左から)マルシア、古舘伊知郎、阿川泰子、楠田枝里子

スタジオには、歴代MCとして、楠田枝里子、古舘伊知郎、阿川泰子、マルシアが登場。『オシャレ30・30』で古舘とタッグを組んだ阿川は、幼い頃からの憧れだった江夏豊との共演で思わず胸がときめいた出来事を紹介。続く『おしゃれカンケイ』でもMCを務めた古舘は、ともにMCを務めたマルシアの“怖いもの知らず”な当時の様子を振り返る。

さらに楠田は、『おしゃれ』でMCとして共演した石坂浩二と久米宏の、収録への入り方にまつわるトークを披露。楠田が「勉強になった」という、名司会者たちの仕事術とは。

『おしゃれ』シリーズと時代を共にしてきたのが、資生堂のCM。番組では、お茶の間に美にまつわるメッセージを届け続けてきた名作CMを歴代MC陣とプレイバックする。懐かしい映像の数々に出演者は興奮の声を。さらに、CMに出演してきた名優たちからもコメントが寄せられ、日本初と言われる“水着キャンペーンガール”として一世を風靡した前田美波里は、過酷な撮影の様子について明かす。楠田が「総合芸術」と評する、名作CMたちに隠された魅力とは。

終盤では、『おしゃれイズム』の上田晋也と藤木直人がMCに抜てきされた当時の心境を振り返る。当初は出演を渋っていた藤木は、事務所の社長からかけられた言葉を紹介。さらに上田も出演を思わず躊躇した、『おしゃれカンケイ』での失敗談を披露する。そして最後に、現在MCを務める山崎育三郎と井桁弘恵に、レジェンドたちがそれぞれの思いを吐露。番組の歴史を引き継ぐ2人は、先輩たちから寄せられた期待の言葉を受け、思いを新たにする。

1974年に放送開始した『おしゃれ』を皮切りに、放送時間や番組タイトルを変えながら半世紀にわたり放送を続けてきた『おしゃれ』シリーズ。シリーズ最長となる16年半放送された『おしゃれイズム』のMCを務めた上田と藤木は、それぞれ当時の思い出を回顧する。上田が「フォローで大変」と明かす、藤木のゲストに対する忖度なしの行動や、2人とMCを務めた森泉の愛嬌たっぷりの振る舞い、そして藤木が振り返る、上田が急きょ不在となった“おしゃれイズム史上最大のピンチ”にまつわるエピソードとは。

なお、同日(15:55〜)には、『おしゃれクリップ特別編 自分を知ってキレイになろう! Beauty 新常識』も放送される。













(C)日テレ