とちぎテレビ

那須塩原市の黒磯エリアにある3つの中学校で来年の春から合同で採用する新たな制服が完成し23日、入学を控える児童やその保護者などにお披露目されました。

来年の4月から制服が合同で新しくなるのは那須塩原市にある黒磯と黒磯北、それに厚崎の3つの中学校です。制服の変更は3つの中学校とも創立以来初めてのことで、一つのエリアで合同の制服が採用されるのは県内で初めてとなります。

これまでそれぞれの学校の生徒は学ランやセーラー服といった制服を着ていましたが今回採用されたのは男女が兼用して身に着けられるジェンダーレスのブレザーやスラックスです。ネクタイやリボンには各校とも朱色やグレー、ブルーのこれまでの色が引き継がれボタンなどには校章があしらわれています。

デザインを合同にした理由は兄弟や姉妹で異なる学校に通うことになっても制服を引き継げることなどに対応できるということです。

3つの中学校の代表の生徒らは新しいデザインに生まれ変わった制服を着て動きやすさや素材などをアピールしていました。参加した児童たちは来年4月から始まる中学校生活に期待を膨らませていました。