とちぎテレビ

石川県は23日、能登半島を襲った記録的豪雨の死者が合わせて7人になったと発表しました。

石川県によりますと、亡くなったのは輪島市で6人、珠洲市で1人です。また、23日午後3時時点の集計で、豪雨の影響により、輪島市、珠洲市、能登町で合わせて5060戸が断水しています。道路の寸断などで孤立状態となっている集落は輪島市、珠洲市、能登町で合わせて56カ所ということです。

林官房長官は、孤立した石川県輪島市内の2つの地区に対し、自衛隊のヘリコプターが23日、食料1万食、携帯トイレ8千回分を輸送すると明らかにしました。

防衛省によりますと、支援物資はすでに到着したということです。

23日は、土砂が流入した自宅の後片付けに追われる住民の姿が見られ、元日の地震に続く甚大な被害に、住民らは一様にやるせない表情を浮かべていました。