とちぎテレビ

障がいのある人もそうでない人もみんなが共に生きる社会を目指そうというイベントが23日、那須塩原市で開かれました。

このイベントは医療的ケアが必要な人やダウン症や自閉症といったさまざまな障がいのある人と地域の人たちの結びつきを深めてもらおうと初めて開かれたものです。参加したのは地域の医療や福祉の専門職として働く医師や看護師、社会福祉協議会のスタッフ、それに自治会や学生などおよそ110人のボランティアです。

会場では訓練の一環として就労支援施設で社会参加を目指す障がい者が自ら作った焼き菓子の販売が行われたほか障がいのある子どもなどが動物と触れ合うことで心や身体に癒しを感じるアニマルセラピーのブースなども用意され人気を集めていました。そのほか自閉症などの子を持つ親同士の交流の場も設けられ互いの子どもの成長などについて意見や情報を交わしていました。