ハリウッドザコシショウの珍案…もし謝罪会見するなら「髪の毛のばす(笑)」反省の坊主より恥ずかしいわけ
お笑い芸人のなだき武さんが、後輩芸人のハリウッドザコシショウさんの若かりし頃の写真を、9月11日に自身のSNSで公開。公開された写真には『95 9.4』と記載があることから、ザコシさんが21歳の頃の写真と思われます。
なだきさんは「ザコシのわっかい時の写真でてきた、、、ちょっとイケメンやん ええやん」とコメントしていました。
確かに、現在のスキンヘッドのザコシさんとは違い、髪の毛もしっかりあり、少し茶髪でアイドル芸人の雰囲気さえ醸し出しているほどです。
ちなみに、ザコシさんのキテレツな芸風に関しては、この若かりし頃の写真から現在にいたるまで一切変わっていません。
筆者は以前、ザコシさんにスキンヘッドになった経緯についてお話を伺っています。
「2002年にコンビを解散してピン芸人なったときに、いい機会だからスキンヘッドにしました。キャラチェンジです。
髪型もそうですが、コンビでやってた奴がピン芸人になっても、同じかっこうをしていたらどうしてもパワーダウンは否めないじゃないですか。
だから、プロレスでいう、ベビーフェイス(善玉)がヒール(悪玉)になるみたいに、衣装もコンビ時代は白のTシャツだったんですが真っ黒に、芸名もザコシショウからハリウッドザコシショウに、髪型はスキンヘッドにテンガロンハットというスタイルに変えました」
キャラチェンジという理由のほかに、スキンヘッドにしたのは薄毛が進んでいたこともあると言います。
「僕は昔、金髪とか青髪にしてたんで、そこからハゲのスピードが速まりましたね。
若手時代、芸人の集合写真を撮るときに、カメラマンさんが2階にあがって上から撮ったんです。それで写真のできあがりを見たら、僕だけ頭に穴が空いてて『うわーこれハゲてるやん』て思って。それが28歳ぐらいです」
今後の髪型変更の可能性をたずねると。
「みなさん、不祥事をおこして反省するときに坊主にしたりするじゃないですか。僕の場合は薄毛だから、逆に髪の毛をのばすほうがみっともなく見えて恥ずかしいんですよ。だから僕がもし謝罪会見するときは、髪の毛をのばします(笑)」
茶髪でアイドル芸人風の容姿だった21歳から、その7年後に薄毛になりスキンヘッドに。もしかしたら、ザコシさんは髪型が芸風に追いついたことで、芸人として花開いたのかもしれませんね。
インタビューマン山下
1968年、香川県生まれ。1992年、世界のナベアツ(現・桂三度)とジャリズム結成、2011年に解散。同年、オモロー山下に改名し、ピン活動するも2017年に芸人を引退しライターに転身。しかし2021年に芸人に復帰し現在は芸人とライターの二足のわらじで活動している。