とちぎテレビ

大雨による河川の氾濫など水害への備えを学んでもらおうと20日、宇都宮市の小学校で栃木県の土木事務所の職員による出前講座が行われました。

出前講座は宇都宮市内を流れる田川にほど近い横川中央小学校で行われ、4年生の児童およそ80人が参加しました。

宇都宮土木事務所の職員が講師となり、5年前の10月に発生した東日本台風による被害の状況やその後の対策について、クイズも交えながら説明しました。そして、自然災害からくらしを守るためには「事前の準備」が大切と呼び掛けました。

児童たちは、水の侵入を防ぐ土のう袋を手に取ったり、護岸などに使われる大型の土のうの袋を間近に見たりしました。最後に、田川の氾濫の回数やどのくらいの水の量であふれるかなどを質問し、身近な川で起こった災害への理解を深めていました。