KRY山口放送

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●きょう20日(金)も日ざし十分 猛暑日予想の所も
●土~日曜は秋雨前線南下に伴う雨で 猛暑はおさまっていく見込み
●秋雨前線は台風14号の雲を取り込み活動活発化 県内は前線通過時で一時激しい雨や突風など注意
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連日、県内は最も遅い猛暑日の記録を更新し続けています。きょう20日(金)も日中は日ざし十分で、萩では最高気温35度の予想ですが、おそらく、これが今年ラストの猛暑日になる見込み。週末からの3連休は秋雨前線の南下に伴い、天気が大きく崩れることで、猛烈すぎる暑さは鎮まることになりそうです。

一方で、この天気の崩れ方に心配な雰囲気が…沖縄を通過して大陸に進んだ台風14号が、勢力は落としながらも東寄りに進路を変える見通しです。県内に迫る頃には温帯低気圧に変わる、とみられますが、

南下してくる秋雨前線が台風の雲を取り込む形で、前線は活動を強めながら西日本付近に南下する見込みで、あす21日(土)の夕方頃からあさって22日(日)の朝にかけては、県内を含む西日本は一時激しい雨になりやすく、少々激しい風を伴う心配もあります。

せっかくの3連休ではありますが、一時、少々荒々しい天気になる可能性があることを踏まえて、キャンプ等の屋外レジャーを予定している方など、いっそうの安全第一の心構え、雨や突風対策をお願いします。

きょう20日(金)の県内は、昼過ぎ頃にかけて晴れたり曇ったり。夕方から夜にかけては徐々に雲が厚みを増してきそうです。広い範囲での大きな天気の崩れはないものの、夕方~夜を中心に、局地的なにわか雨の可能性があります。

日中の最高気温は萩で35度に達する猛暑日となるなど、まだ、体力を消耗し続ける暑さには注意が必要です。

あす21日(土)は、午後、特に夕方以降で天気が大きく崩れ、22日(日)の朝にかけては一時激しい雨や雷、少々激しい突風への注意が必要です。月曜日の振替休日は空模様は少し落ち着きますが、連休明けは、また少々ぐずつくタイミングがあるでしょう。雨を境に猛暑はおさまっていき、季節はようやく秋本番に動き出しそうです。

(KRY山口放送 気象予報士 山本昇治)