とちぎテレビ

ラグビー、リーグワン1部の三重ホンダヒートは19日、チームの拠点を宇都宮市に移すことを決めたと発表しました。2026ー27年シーズンからの移転を目指すということです。

1961年に創設された三重は22年に発足したリーグワンで2部からスタートしました。去年、チーム活動の強化とファンの拡大を目指し、所属を東京のホンダ本社に変更。今年5月まで行われていた2023-24年シーズンを初めて1部で戦い、12チーム中11位で回った入れ替え戦の結果、残留を決めていました。

チームには日本代表経験を持つバックスのレメキ・ロマノラバらが所属しています。「3年後の日本一」を目指して継続的にチームの強化を図る中、県内にはホンダの開発拠点があることや、これまでの2倍近いおよそ1万5千人を収容できる栃木県グリーンスタジアムがあることからより多くの観客動員が期待できるということです。

移転は2026ー27年シーズンを目指しています。

これを受け、福田富一知事は「栃木県を代表し歓迎申し上げる。県民に夢や希望をもたらし地域活性化も期待できることから円滑な移転に向け積極的に取り組みたい」とコメントを発表しています。