17日の上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比10.6%増の2768億円。うち、日経平均株価に連動するETF(ベアETF・レバレッジETFを含む)22銘柄の売買代金は同4.8%増の2197億円だった。

 個別ではMAXIS米国国債1-3年(為替ヘッジなし) <181A> 、iシェアーズ 日本国債7-10年 ETF <236A> 、iシェアーズ米ドル建て新興国債券ETF(為替ヘッジあり) <2622> 、グローバルX eコマース-日本株式ETF <2627> 、NEXT シンガポール <2045> が新高値。グローバルX 高配当30-日本株式 <235A> 、iFreeETF 米国10年国債イン <140A> 、上場中国A株パンダ <1322> 、NEXT インドベア <2047> 、NEXT FUNDS上証50連動型 <1309> など7銘柄が新安値をつけた。

 そのほか目立った値動きではWisdomTree パラジウム上場投資信託 <1675> が4.39%高、NEXT 韓国KOSPIダブル・ブル <2033> が3.99%高、WisdomTree アルミニウム上場投資信託 <1692> が3.19%高、NEXT 香港ハンセンダブル・ブル <2031> が3.11%高、WisdomTree 産業用金属 <1686> が3.11%高と大幅な上昇。

 一方、グローバルX 半導体関連-日本株式 <2644> は3.30%安、NEXT FUNDS 日経半導体株指数連動型 <200A> は3.29%安、半導体フォーカス日本株(ネットリターン)ETN <163A> は3.28%安、上場インデックスファンド日経半導体株 <213A> は3.22%安と大幅に下落した。

 日経平均株価が378円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、NEXT日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1430億9900万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日の平均1762億2700万円を大きく下回っており低調。

 その他の日経平均ETFではNEXT 日経225連動型 <1321> が164億6200万円、日経平均ベア2倍上場投信 <1360> が138億6900万円、NEXT 日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が97億6500万円、楽天ETF-日経レバレッジ指数連動型 <1458> が95億6100万円、日経平均ブル2倍上場投信 <1579> が83億3400万円の売買代金となった。

株探ニュース