チームの２点目をアシストした川辺。写真：金子拓弥（サッカーダイジェスト写真部）

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　サンフレッチェ広島のバンディエラである森粼浩司氏が、テレビ東京系列で放送されたサッカー専門番組「サタデーナイトJ」に出演。古巣・広島の川辺駿について語った。

　広島は９月14日に行なわれたJ１第30節で、鹿島アントラーズと敵地で対戦し、２−２でドロー。この一戦で一時は勝ち越しとなるゴールをアシストしたのが川辺だった。

　１−１で迎えた36分、左サイドで相手DFの股を抜いて突破すると、ゴール前にパスを出し、松本泰志の得点を演出した。
【動画】サンフレ川辺駿が松本泰志のゴールをアシスト！
　このプレーを森粼氏は「３列目から飛び出して、個人技で、相手の股を上手く誘って上手く抜いてからのクロス。アウトでオシャレに出しています。攻撃的なセンスが活かされたシーン」と称賛。29歳MFの試合を通じての攻撃面での貢献にも言及する。

「ダブルボランチを組んだ塩谷（司）選手とのコンビで、どちらかというと、トップ下の位置でプレーしていた機会が多かったので。センスが彼にはありますから。こういった位置で今後ゲームに出続けられれば、もっと点に絡める機会も増えると思います」

　広島は首位のFC町田ゼルビアと勝点２差の２位につけている。森粼氏は「これまでシーズンを通してやってきた攻撃的なスタイルをどれだけ貫いて戦えるかというのは、すごく重要になると思います」と述べた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部