久保建英「エンバペをイラつかせた」圧巻のキープ力で怪物をいなしファウルを誘発した瞬間「かっこよすぎ」「余裕すげえわ」
【ラ・リーガ】ソシエダ 0−2 レアル・マドリード(日本時間9月15日/アノエタ)
トッププレイヤーを苛立たせるほどの圧巻のテクニックと落ち着きだった。ソシエダの久保建英が、レアル・マドリードのフランス代表FWキリアン・エンバペの激しいプレスを巧みな身のこなしでブロックしファウルを誘発。このプレーにファンは 「余裕すげえわ」「タケの風格よ…」と脱帽の様子となった。
今季開幕から1勝1分2敗とスタートダッシュに苦しむソシエダは、強豪レアル・マドリードをホームに迎えての一戦となった。古巣対決となった久保は、3試合連続で先発出場を果たした。
注目のシーンはゴールレスで迎えた48分。レアルFWエンバペが自らボールをスルーして突破を試みるが、これをソシエダDFホン・アランブルがカットし、右サイドの久保へと預ける。これを受けた久保は、後方からものすごい勢いでプレスにきたエンバペを察知し、前方に行くと見せかけてから後方へと切り返す。
負けじとエンバペが腕を引っ張りながら喰らいつくが、ボールとエンバペの間に体を入れた久保は、全く動じることなくボールキープ。最終的にエンバペのこのプレーがファウルの判定となり、エンバペは久保を押しのけるような苛立つ仕草を見せると、久保は両腕を広げて一連のエンバペのプレーに呆れたような表情をカメラに見せた。
このプレーにSNSでは「エンバペを本気にさせるタケ」「エンバペに掴みかかられて涼しい顔してるタケかっこよ」「タケの風格よ…」「エムバペさんタケに遊ばれてイライラ草」「今のタケかっこよすぎんか」「余裕のあるタケカッコよすぎる」「タケ体の使い方うめー」「ヴィニシウス、エンバペを苛つかせるタケちゃん」と久保の余裕のあるプレーと仕草に称賛の声が多数投稿された。
久保はこの試合の前半から献身的な守備を披露し、ブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールにもアフターで悪質なタックルを喰らうなど、強豪のエース2人を苛立たせるほどレアルにとっての厄介な存在となっていた。
試合は、ソシエダが58分と75分にPKを決められて0−2でレアルに敗戦。なお、久保はフル出場を果たしている。
(ABEMA de DAZN/ラ・リーガ)