(※写真はイメージです/PIXTA)

写真拡大 (全5枚)

どのような街に住んでいる人々の幸福度が高いのか気になったことはありませんか? 大東建設が運営する「いい部屋ネット」より発表された「街の幸福度&住み続けたい街ランキング2024<首都圏版>」より、幸福度の高い街をランキング化し、それぞれの有名なスポットをまとめました。第3位から詳しくみていきましょう。

「街の幸福度ランキング(首都圏)」結果発表!幸せな人が多い街は?

9月から10月にかけて増えるという引っ越し。せっかく引っ越すのだから、心機一転、いままで住んだことのない地域での生活をスタートさせてみたいという人も多いのではないでしょうか。しかし、引っ越し先のエリアが自分に合わなかったら……という不安も。

そんなとき参考にしたいのが、街の幸福度。街の幸福度には、利便性や治安のよさ、自然環境、公的制度などさまざまな要素が影響します。住民に愛されている街には、それぞれ愛される理由があるというものです。

そこで今回、首都圏における「街の幸福度ランキング」を発表します。まずは、第3位から見ていきましょう。

第3位 中央区 (東京都)

[写真1]歌舞伎座 出所:PIXTA

3位は、中央区(東京都)です。東京23区の中でも面積の非常に小さい区でありながら、銀座や月島、築地などの観光地が集まっているため、商業地域として大変賑わっています。八重洲には企業のオフィスも多く、日本有数のビジネス街であるという側面も。

人気のお出かけスポットとしては、歌舞伎座や明治座といった劇場のほか、日本の道路網の始点である日本橋、老舗デパートである銀座三越など。1日に約3,000本以上の列車が発着するという東京駅があるのも、ここ中央区です。

ショッピングや食事、日本の伝統文化を日常的に楽しむことができる中央区。幸福度が高いことも納得です。

第2位 港区 (東京都)

[写真2]東京タワー 出所:PIXTA

2位は、港区(東京都)。中央区、千代田区とともに「東京都心」「都心3区」とされる地域です。虎ノ門や六本木、汐留といった大規模なオフィス街があるほか、表参道をはじめとする商業エリア、白金台などの高級住宅街があります。

主要なスポットは東京タワーや六本木ヒルズ、東京ミッドタウンなど。空港からのアクセスもよく、東京港もあるため、東京・日本の玄関口となっています。新宿・渋谷といった都心にアクセスしやすいのは人気の理由の1つです。

歓楽街はあるものの、住宅街に入れば落ち着いた雰囲気になるため比較的治安もよいのだとか。区民が参加できる子育て交流会があったり、子育て支援施設が揃っていたりと、子育て世代にとっても住みやすい街といえるのではないでしょうか。

1位は、現存する最古の御用邸がある「三浦郡葉山町」!

第1位 三浦郡葉山町 (神奈川県)

[写真3]一色海岸 出所:PIXTA

第1位は、三浦郡葉山町(神奈川県)。なんと2年連続でのランクインです。東京駅から約80分、横浜駅からは約45分と、都心からは離れてしまいますが、電車は始発のため座れるという利点も。

1964年開業の「葉山マリーナ」は、日本ヨット発祥の地。町民みんながヨットに乗ったことがある町を目指し、2016年からヨット乗船体験を実施しているそうです。また、南北4kmにもおよぶ葉山海岸は「日本の渚100選」にも選ばれたほど美しいのだとか。

さらに、ここ5年間で毎年150人ほどの未就学児が葉山町に引っ越しているとのこと。自然環境が豊かで治安もよく、手厚い助成制度が整っている葉山で子育てをしたいと感じる人が多いのかもしれません。

都会にいると疲れてしまうという人も多い現代。海や森に囲まれて生活ができる三浦郡葉山町が第1位という結果になりました。

「街の幸福度ランキング」結果発表! 選ばれたTOP10はコチラ

以上、TOP3を見てきました。

「街の幸福度ランキング(首都圏)」結果、第4位以降はこちらからチェック!

「街の幸福度(自治体)ランキングTOP10 出所:PR TIMES

1度きりの人生、自分のライフスタイルに合わせて環境を変えることも幸せになるための方法の1つです。

首都圏での引っ越しの際は住民の幸福度も参考にしてみてください。