改装工事のAKB48劇場、メンバーに「床」配る ファンは「甲子園の土」「ベルリンの壁」連想
東京・秋葉原のAKB48劇場で、2024年9月2日から老朽化に伴う全面リニューアル工事が始まった。
これを受け、メンバーに向け劇場の「床」が配られており、ファンの注目が集まっている。
紙袋に詰められた木板に「AKB48劇場の床です ご自由にお持ち帰りください!!」
AKB48劇場は、「会いに行けるアイドル」をコンセプトに活動するグループの活動拠点として、05年12月のオープンより多くのメンバー・ファンに愛されてきた。
24年3月のコンサートで老朽化に伴う全面リニューアル工事を発表し、9月1日に現劇場での最終公演を行った。
改装工事は約3か月間で、オープンから19周年を迎える12月8日にプロデューサーの秋元康氏書き下ろしのオリジナル新公演で柿(こけら)落とし公演を行う予定だという。
SNSでは、劇場の改装工事に伴い、メンバーに向け剥がされた「床」が配られているとの情報が注目を集めている。
16期生の長友彩海さん(23)は、「これは何セリの何番あたりなのかな」として控え室に置かれた紙袋の写真を公開した。
二つ並べられた紙袋には、それぞれ小さな木の板が入っている。添えられた紙には「AKB48劇場の床です ご自由にお持ち帰りください!!」とのコメントがあった。
メンバーに「床」を配るという劇場のはからいに、Xでは「甲子園の土」や「ベルリンの壁」を連想したとのコメントが相次いだ。
「19年分の思い出が詰まった床」に「シアターの女神」がサイン
めずらしいプレゼントにメンバーも興味津々のようだ。SNSでは、複数のメンバーが劇場の「床」に関する投稿を行っている。
17期生の橋本恵理子さん(18)は、紙袋の写真を添え「AKB48劇場の床貰おうかな...」と反応。
16期生の山内瑞葵(みづき)さん(22)はすでに床をもらったといい、TikTokでAKB48の最新曲「恋詰んじゃった」に合わせ、「AKB48劇場の床、もらっちゃった」とダンスで伝えた。
18期研究生の秋山由奈さん(18)は、「AKB48劇場の19年分の思い出が詰まった床 ゆいりさん(シアターの女神様)にサインを書いていただいてさらにさらに宝物になりました。。。 大切にします」と報告。
14年から17年まで4年連続で年間劇場公演への出演回数が1位となり、「シアターの女神」とも称されている村山彩希(ゆいり)さん(27)のサインをもらった「床」の写真を公開した。
ファンにとっても思い出深い劇場の一部に、「おいらもゲットしたい official shop で販売して欲しい」「オークションにだしてほしい」といった声も相次いでいる。