キーンランドCに出走予定のナムラクレア(撮影:高橋正和)

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 8月25日(日)は中京・新潟・札幌の3場開催。25日の天気は中京が雨のち曇り、新潟が曇りのち雨、札幌が晴れのち曇りの予報となっている。

■新潟2歳Sでコートアリシアンの連勝なるか
 新潟11Rは芝1600mの新潟2歳S(GIII)。コートアリシアンの初戦はゲートで煽って大きな不利があったにもかかわらず、大外から伸びて楽々差し切り、後続に5馬身差を付けた。大味だが、非常に強い勝ちっぷりで、ここも連勝で父産駒のJRA重賞初制覇を狙う。対するは新馬戦で馬群を割って完勝したスターウェーブ、同条件の新馬戦を逃げ切ったシンフォーエバーなど。

■キーンランドCは実績上位のナムラクレアが中心
 札幌11Rは芝1200mのキーンランドC(GIII)。スプリント重賞4勝で、前走もGI高松宮記念で2着と実績上位のナムラクレアが、秋に向けて弾みをつけるか。対するは前走の函館スプリントSで重賞初制覇を達成したサトノレーヴ、洋芝も合いそうな3歳牝馬エトヴプレなど。

■名鉄杯でブライアンセンスがオープン勝ちを狙う
 中京11Rはダート1800mの名鉄杯。重賞でも上位人気に支持されていたブライアンセンスが登場。強力な末脚を武器にオープン勝ちなるか。対するは前走が米G2で2着だったテーオーサンドニ、末脚堅実なトウセツなど。

■大府特別で2億1000万円のムジェロが現級突破を狙う
 中京9Rはダート1800mの大府特別(2勝)。ムジェロは20年セレクトセールで2億1000万円の高値で取引された馬。前走で現級2着とあって人気は必至だが、このクラスの突破なるか注目したい。

■札幌でWASJ後半戦
 札幌競馬場ではWASJ後半戦が10Rと12Rで行われる。土曜時点ではK.ティータン騎手とC.ルメール騎手が31ポイントで並んで首位。3位には坂井瑠星騎手が位置している。

■新潟6Rの新馬戦でスタニングローズの半妹ブルーミングローズなどがデビュー
 新潟6Rは芝1600mの新馬戦。22年の秋華賞馬スタニングローズの半妹でサートゥルナーリア産駒のブルーミングローズが北村友一騎手でデビューする。

■中京5Rの新馬戦でレイパパレの半弟サトノクローザーなどがデビュー
 中京5Rは芝2000mの新馬戦。21年大阪杯を勝ったレイパパレの半弟サトノクローザーがM.デムーロ騎手でデビューする。また、同レースでは15年府中牝馬Sを勝ったノボリディアーナの仔ノボリディアマンが幸英明騎手でデビューする。

■札幌5Rの新馬戦でオークス馬ミッキークイーンの仔ミッキーマドンナなどがデビュー
 札幌5Rは芝1800mの新馬戦。15年のオークスを勝ったミッキークイーンの仔でエピファネイア産駒のミッキーマドンナがJ.モレイラ騎手でデビューする。また、15年NHKマイルCを勝ったクラリティスカイの半弟でルーラーシップ産駒のジーティーパリスが松山弘平騎手で、20年日経新春杯を制し、GI戦線でも活躍したモズベッロの半弟でサートゥルナーリア産駒のマテンロウアトラスが横山典弘騎手で、さらに23年クイーンSなど重賞2勝のドゥーラの半弟でノーブルミッション産駒のリアライズハロックが坂井瑠星騎手でデビューする。

■地方競馬では3重賞
 盛岡競馬場では18時05分にジュニアグランプリ(重賞)が行われ、若鮎賞を勝ったサウザンドマイルなどが出走する。金沢競馬場では18時15分にイヌワシ賞(重賞)が行われ、22年の東海Sを勝ったスワーヴアラミスなどが出走する。ばんえい帯広競馬場では20時00分にはまなす賞(重賞)が行われる。