巨人・坂本勇人【写真:イワモトアキト】

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■巨人 11ー1 DeNA(17日・横浜)

 巨人・坂本勇人内野手が見せた美守に、称賛の声が集まっている。17日のDeNA戦(横浜)で、三塁線の難しい打球をさばいてアウトに。鮮やかな身のこなしに「神の守備です」「鳥肌止まらん」とファンは声をあげている。

 5点リードの6回2死、桑原の放った強いゴロは三遊間を襲った。坂本は左膝をつきながら逆シングルキャッチ。素早く体勢を立て直して一塁に送球し、アウトにした。敵地から大歓声が起きた美技だった。

 遊撃手でゴールデングラブ賞に5度輝いた名手は、今季から三塁に固定。セイバーメトリクスの観点からプロ野球の分析を行う株式会社DELTAのデータによると、守備全般での貢献を示す指標「UZR」は三塁9.1。断トツのリーグ1位だ。

 35歳の美技にファンも感嘆。「DAZN」がX(旧ツイッター)に動画を投稿すると、「いつも驚かされます」「やばい」「完璧」「天才です」「上手すぎやろ」「さらりとやってのける」「全ての所作が美しい」「美しい芸術なのよ」とコメントを寄せている。(Full-Count編集部 データ提供:DELTA)

データ提供:DELTA
 2011年設立。セイバーメトリクスを用いた分析を得意とするアナリストによる組織。書籍『プロ野球を統計学と客観分析で考える デルタ・ベースボール・リポート1〜3』(水曜社刊)、電子書籍『セイバーメトリクス・マガジン1・2』(DELTA刊)、メールマガジン『1.02 Weekly Report』などを通じ野球界への提言を行っている。集計・算出した守備指標UZRや総合評価指標WARなどのスタッツ、アナリストによる分析記事を公開する『1.02 Essence of Baseball』も運営する。