【夏麺クイズ】「そうめん」と「ひやむぎ」の違いってな~んだ?ヒントは麺のあの部分を見よ!明確に違うよ
暑くなると、喉ごしのいい冷たい麺料理を食べる機会が、グッと増えると思います。王道はやっぱり、「そうめん」と「ひやむぎ」!ところで…。スーパーなどでは、この2つが隣り合わせに並んでいることも多いですが、その違いをご存じですか?5月21日放送のテレビ朝日系情報番組『スーパーJチャンネル』では、そんな豆知識を紹介していました。食感も異なるようなので、食べ比べしてみたいと思います♪
リュウジ『素麺は水で食え』 何と塩と水で食べる【究極の水そうめん】に挑戦!ん、ただの水じゃ…ない⁉
Q.「そうめん」と「ひやむぎ」…2つの乾麺の違いは何?
「そうめん」と「ひやむぎ」。スーパーでは同じ棚に陳列されているなど、近くに置かれて売られていることが多いですよね。この2つの乾麺には、実は明確な違いが2つあります。答えはおわかりですか?
筆者はいつも「そうめん」を購入するので、何が違うのだろう?と考えてしまいました。
テレビ朝日系情報番組『スーパーJチャンネル』で紹介された街の人の回答は、「そうめんにはピンクや緑の色付き麺がある」「茹で時間の違い?そうめんは茹で時間が短いと思うので、いつもそうめんを買っています」「知りません。気になっているけど、周りの人に聞いても、みなさん、わからないようです」とさまざま。
明確な回答は得られませんでした。
教えてくれたのは群馬県にある乾麺製造会社・星野物産株式会社の方
同社の公式X(旧Twitter)には、出来たての乾麺がベルトコンベアーで流れる様子がポストされていますよ。
星野さんによると「そうめん」と「ひやむぎ」の違いは、太さと形にあり、太さに関しては国が定めた明確な基準があるとのこと。
袋に入った乾麺は、中の様子があまりわからないので、消費者は袋に書かれた「そうめん」と「ひやむぎ」という文字の違いで、違う商品なんだと認識する程度ですよね。
「そうめん」と「ひやむぎ」を買ってきたので、開封して違いを比較してみましょう!
A.「そうめん」は太さが1.3mm未満♪断面は丸い形状!
「そうめん」の断面を見てみると、丸い形状です。極細なので定規で測れませんが、国の規定で太さは1.3mm以下と定められています。
1本1本が極細で丸いため、喉ごしがよく、つるっとした食べ心地を感じやすいそうです。
A.「ひやむぎ」は太さが1.3mm以上で1.7mm未満♪断面は四角い形状!
「ひやむぎ」の断面を見てみると、こちらは四角い形状。太さは1.3mm以上1.7mm未満と定められています。
そうめんに比べると太く、角ばっているために食べ応えを感じるそうです。
2つの乾麺を並べて比較してみましょう。上の画像で、手前の2本が「そうめん」、奥の2本が「ひやむぎ」です。並べてみると、かなり太さが違うことに気づきますね。
ちなみに「うどん」は太さ1.7mm以上、「きしめん」は幅4.5mm以上厚さ2.0mm未満と定められています。ちなみに、そばには太さの基準がありません。
食感の違いはある?「そうめん」と「ひやむぎ」を食べ比べてみた!
太さと形状に違いがあるため、食べ心地が違うとのこと。そこで、袋に記載された時間通りに茹でて、市販のめんつゆをかけて食べ比べしてみます。
【そうめん】
袋の記載時間通りに、1分30秒茹でて流水で洗い、氷水に1分浸して冷やした「そうめん」を実食してみます。
お箸でひと掴みしてみると、スルッと適量を掴めました。
食べてみると、極細なので軽くすすっただけで、ずるずると口の中に入ってきます。麺の表面がつるつるなので、たくさんの「そうめん」が口の中にあっても、舌触りがなめらかで整然とした印象です。
程よいコシもあるので、噛み心地も良好ですよ。筆者は「そうめん」派なので、普段通りの食べ心地という印象です。
【ひやむぎ】
袋の記載時間通りに5分茹でて流水で洗い、氷水に1分浸けて冷やした「ひやむぎ」です。麺が太いので、「そうめん」よりも茹で時間は少し長めでした。そして茹でると、麺がより太くなったように思います。
お箸でひと掴みしてみると、「そうめん」よりも重たい手応え。麺をすする時も、「そうめん」よりも力強く吸い込む印象です。
口の中に入ってきた「ひやむぎ」は、つるつるとしていながらも、もちもちとした食感です。麺が平たいので、舌で平らな部分と鋭角な部分を感じ取れ、「そうめん」に比べると、口の中が賑やかに感じます。
食べてみると、こんなに違うのか!と、はっきりとわかるくらい明確な差がありました。
「そうめん」は喉ごし良好♪「ひやむぎ」は満足感のある食べ応え!
夏になると食べる機会が増える、「そうめん」と「ひやむぎ」。とても似ている乾麺ですが、麺の太さと形状が異なるため、食感や食べ応えなど、その差は歴然。
また、細くてスルッと喉を通る「そうめん」は、さっぱりとした味付け。やや太めでもちっとした食べ応えの「ひやむぎ」は、濃厚な味付けが合うように感じましたよ。
筆者はいつも「そうめん」を食べていますが、「ひやむぎ」が濃厚な味わいに合いそうだと気づいたので、まぜそば系や韓国風ピリ辛味のそうめん料理は、「ひやむぎ」で作ってみようと思いました。
どちらも袋の記載通りに茹でて洗ってぬめりを取り、しっかりと冷水で冷やしましょう。コシが生まれ、おいしくいただけますよ。食感や食べ応えなどを参考に、お好みの乾麺を選んでみてくださいね。
<参考文献>
WEB
『全国乾麺共同組合連合会HP~ひやむぎとそうめんの違い~』
https://www.kanmen.com/topic/04_chigai.html
リュウジ『素麺は水で食え』 何と塩と水で食べる【究極の水そうめん】に挑戦!ん、ただの水じゃ…ない⁉
Q.「そうめん」と「ひやむぎ」…2つの乾麺の違いは何?
「そうめん」と「ひやむぎ」。スーパーでは同じ棚に陳列されているなど、近くに置かれて売られていることが多いですよね。この2つの乾麺には、実は明確な違いが2つあります。答えはおわかりですか?
筆者はいつも「そうめん」を購入するので、何が違うのだろう?と考えてしまいました。
テレビ朝日系情報番組『スーパーJチャンネル』で紹介された街の人の回答は、「そうめんにはピンクや緑の色付き麺がある」「茹で時間の違い?そうめんは茹で時間が短いと思うので、いつもそうめんを買っています」「知りません。気になっているけど、周りの人に聞いても、みなさん、わからないようです」とさまざま。
明確な回答は得られませんでした。
教えてくれたのは群馬県にある乾麺製造会社・星野物産株式会社の方
おはようございます
- 星野物産株式会社 (@hoshinobussan) May 8, 2024
5/9(木)群馬県みどり市は雨
夏本番前の最後の涼しさでしょうか
夏に美味しい乾麺の製造も佳境に入っております
今日は #コクの日 … pic.twitter.com/S3TmbI7bwK
『スーパーJチャンネル』で「そうめん」と「ひやむぎ」の違いを解説していたのは、群馬県で50年以上も乾麺を製造している、星野物産株式会社製造部副部長の星野二郎さん。
同社の公式X(旧Twitter)には、出来たての乾麺がベルトコンベアーで流れる様子がポストされていますよ。
星野さんによると「そうめん」と「ひやむぎ」の違いは、太さと形にあり、太さに関しては国が定めた明確な基準があるとのこと。
袋に入った乾麺は、中の様子があまりわからないので、消費者は袋に書かれた「そうめん」と「ひやむぎ」という文字の違いで、違う商品なんだと認識する程度ですよね。
「そうめん」と「ひやむぎ」を買ってきたので、開封して違いを比較してみましょう!
A.「そうめん」は太さが1.3mm未満♪断面は丸い形状!
「そうめん」の断面を見てみると、丸い形状です。極細なので定規で測れませんが、国の規定で太さは1.3mm以下と定められています。
1本1本が極細で丸いため、喉ごしがよく、つるっとした食べ心地を感じやすいそうです。
A.「ひやむぎ」は太さが1.3mm以上で1.7mm未満♪断面は四角い形状!
「ひやむぎ」の断面を見てみると、こちらは四角い形状。太さは1.3mm以上1.7mm未満と定められています。
そうめんに比べると太く、角ばっているために食べ応えを感じるそうです。
2つの乾麺を並べて比較してみましょう。上の画像で、手前の2本が「そうめん」、奥の2本が「ひやむぎ」です。並べてみると、かなり太さが違うことに気づきますね。
ちなみに「うどん」は太さ1.7mm以上、「きしめん」は幅4.5mm以上厚さ2.0mm未満と定められています。ちなみに、そばには太さの基準がありません。
食感の違いはある?「そうめん」と「ひやむぎ」を食べ比べてみた!
太さと形状に違いがあるため、食べ心地が違うとのこと。そこで、袋に記載された時間通りに茹でて、市販のめんつゆをかけて食べ比べしてみます。
【そうめん】
袋の記載時間通りに、1分30秒茹でて流水で洗い、氷水に1分浸して冷やした「そうめん」を実食してみます。
お箸でひと掴みしてみると、スルッと適量を掴めました。
食べてみると、極細なので軽くすすっただけで、ずるずると口の中に入ってきます。麺の表面がつるつるなので、たくさんの「そうめん」が口の中にあっても、舌触りがなめらかで整然とした印象です。
程よいコシもあるので、噛み心地も良好ですよ。筆者は「そうめん」派なので、普段通りの食べ心地という印象です。
【ひやむぎ】
袋の記載時間通りに5分茹でて流水で洗い、氷水に1分浸けて冷やした「ひやむぎ」です。麺が太いので、「そうめん」よりも茹で時間は少し長めでした。そして茹でると、麺がより太くなったように思います。
お箸でひと掴みしてみると、「そうめん」よりも重たい手応え。麺をすする時も、「そうめん」よりも力強く吸い込む印象です。
口の中に入ってきた「ひやむぎ」は、つるつるとしていながらも、もちもちとした食感です。麺が平たいので、舌で平らな部分と鋭角な部分を感じ取れ、「そうめん」に比べると、口の中が賑やかに感じます。
食べてみると、こんなに違うのか!と、はっきりとわかるくらい明確な差がありました。
「そうめん」は喉ごし良好♪「ひやむぎ」は満足感のある食べ応え!
夏になると食べる機会が増える、「そうめん」と「ひやむぎ」。とても似ている乾麺ですが、麺の太さと形状が異なるため、食感や食べ応えなど、その差は歴然。
また、細くてスルッと喉を通る「そうめん」は、さっぱりとした味付け。やや太めでもちっとした食べ応えの「ひやむぎ」は、濃厚な味付けが合うように感じましたよ。
筆者はいつも「そうめん」を食べていますが、「ひやむぎ」が濃厚な味わいに合いそうだと気づいたので、まぜそば系や韓国風ピリ辛味のそうめん料理は、「ひやむぎ」で作ってみようと思いました。
どちらも袋の記載通りに茹でて洗ってぬめりを取り、しっかりと冷水で冷やしましょう。コシが生まれ、おいしくいただけますよ。食感や食べ応えなどを参考に、お好みの乾麺を選んでみてくださいね。
<参考文献>
WEB
『全国乾麺共同組合連合会HP~ひやむぎとそうめんの違い~』
https://www.kanmen.com/topic/04_chigai.html