意外と知らない? 「パプリカ」を長持ちさせる“テクニック”を農水省伝授
ピーマンと同じナス科トウガラシ属に分類される野菜の一つがパプリカです。ピーマンよりも肉厚で甘みがあるのが特徴で、野菜が苦手な子どもでも比較的食べやすいといわれています。農林水産省が、パプリカを冷蔵保存、冷凍保存する際に長持ちさせるコツについて、公式サイトで解説しています。
水分が多いワタは傷みやすい
農水省によると、パプリカを長持ちさせる方法は次の通りです。
■冷蔵保存の場合
パプリカは水分が多いワタから傷むため、縦半分に切ってワタと種を取り除くこと。水気に弱いため、切り口の水分をキッチンペーパーでしっかりと拭き取ってから、乾燥を防ぐためにラップで包むのがポイント。丸みがある方を下にすると重さで傷みやすくなるので、切り口を下にして野菜室で保存すること。目安の保存期間は7日から10日。
■冷凍保存の場合
パプリカは細切りや乱切りなど、食べやすく切ってから冷凍用保存袋に入れ、空気を抜いて冷凍すること。凍ったままでも炒め物やマリネに使え、自然解凍をして水気を絞れば、おひたしとしても便利に使用できる。赤パプリカ、黄パプリカをミックスして冷凍すると調理時に便利。目安の保存期間は1カ月。