KRY山口放送

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●きょう29日(月)は東日本中心に気温40度超の地点続出!
●猛暑をもたらす太平洋高気圧は 徐々に中心を西日本方面へ
●今週は猛烈な暑さが止まらない1週間
 過去の記録を塗り替える「経験のない暑さ」の可能性も
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週明けのきょう29日(月)の県内は、広瀬で最高気温37.9度と今年県内最高気温を観測したほか、35度以上の猛暑日は続出の一日でした。

また、全国的には東日本の6地点で最高気温40度以上を観測。2022年7月1日に並ぶ、同じ日での最高気温40度以上の地点数の最多記録となりました。

そして、猛暑をもたらす太平洋高気圧の、特に勢力の強い中心部は今、西日本方面に進みつつあります。これにより、西日本方面でも、これから一段と猛暑がグレードアップしていく見通しです。

山口県内では、この先も多くの所で人間の体温を超える最高気温が続出する予想で、、特に8月初め頃あたりを中心に、場合により観測史上最高気温の記録を塗り替える可能性もあるほどになる、と見込まれます。

記録を塗り替える、ということは、「今までに経験したことのない暑さ」になる可能性があること…前例のない暑さに対しての、最大限の対策を心がけながら、この猛烈な暑さを無事に耐え抜いて頂きたいと思います。

あす30日(火)も県内は灼熱の太陽が主役の空で、夕立の可能性も低く、日中の気温は中部東部を中心に35度以上の猛暑日が続出…37度くらいまで上がる所もある見込みです。

外での作業、スポーツなどは、炎天下では控えて、多少猛暑が落ち着く朝晩の時間を有効活用していきましょう。ただし朝晩でも体力を消耗する蒸し暑さは続くので、熱中症対策は手を抜かないよう、お願いします。

そして、7月21日から毎日、発表中の「熱中症警戒アラート」も、あす30日でとうとう10日連続となります。危険な暑さから身を守る対策を、入念にお願いします。

しばらくは、ほぼ夕立もない、灼熱の太陽が主役の日々で、特に8月初め頃にかけては場合により、過去の記録を塗り替える、これまでに経験のない暑さとなるおそれもあります。できる限りの対策で、危険な暑さのピークを無事に乗り越えていきましょう。
来週以降は、記録を塗り替える可能性があるほどの高温は、僅かながらですが峠を越える可能性があります。
ただし、それでも最高気温35度に達する猛暑日は度々ある見通しで、まだ当分の間は、猛暑との戦いの日々が続きそうです。

(KRY山口放送 気象予報士 山本昇治)