猛暑日が続いています。コロナが再流行していることもあり、おうちのなかで過ごす時間が増えている人も多いのでは。ここでは元祖・節約主婦として知られ、カウンセラー・エッセイストとして活躍する若松美穂さんが、涼しく過ごすアイデア5つを教えてくれました。

1:口の中を冷やす

この暑さで、なんとなく疲れが増している今の時季。日々できることから、体力キープを第一に、涼しく暮らす小さな工夫を積み重ねています。

水分は取りたいけれど、飲み過ぎるとお腹の調子が悪くなる。そんなときには、氷をひとつ口に入れます。

味がする方がよければ、紅茶風味やコーヒー味の氷をつくっておいてもいいかと思います。甘みを感じることができる冷凍バナナをひとかけら…というのも好きです。

冷凍バナナのつくり方は簡単。バナナを輪切りにしてジッパーつきの袋に平らに並べておくと、ひとつずつ食べることのできるおやつになります。牛乳やスムージーに氷代わりに入れたり、ヨーグルトに混ぜたり便利です。

2:室温・湿度に目を向ける

設定温度は、いつも同じにしたり、常識に縛られるのではなく、“自分たちが心地いい”と思う温度と湿度を心がけています。

個人的には、足元がべたべたするだけでも、なんとなくスッキリしない。湿度が高くなり過ぎたら、自動設定から除湿にきり替えて、スッキリ・サッパリ感を心がけます。

もちろん、エアコンを使えば電気代がかかりますが、今は節約して夏の旅行をするよりも、日々の冷房! 心地いい家にすることを大切にしています。

3:睡眠に力を入れる

睡眠が充実すると、疲れが取れて仕事や暮らしのパフォーマンスが上がると、家族皆が言います。なので、心地よく眠れる工夫をしています。

・冷房はこまめにタイマーをかけるよりも、つけっぱなしにしています。タオルケットと布団を常備し、それぞれの適温を心がけます。

・いくつか香りを用意し、枕や寝具に振りかけます。好きな香りだったり爽やかだと感じると、自然と深呼吸が始まってぐっすり眠れるような気がします。

4: ネッククーラーを利用する

暑いと感じたら、迷わずネッククーラーを使います。わが家には5本ありまして、キッチンにいる間や風呂上り、髪を乾かす間、メイク中、ドライブ中など、冷凍庫に入れては使い、冷やしては使いを繰り返しています。

暑がりな私は2つ重ねづけすることも。寝る前につけると、気持ちがいいです。

5:電化製品の熱を減らす

夜テレビを消し、部屋の明かりを暗くするだけでも、冷房の効きが違います。

なんとなくつけているテレビは消し、明かりの少ない寝室に移動。睡眠を促す音楽や自律神経を整える音楽をかけます。涼しくなり、リラックスできますよ。

コロナや手足口病が流行し、お盆休みはもう少し先というこの時季。自分の体に目を向けて、大事に過ごしたいものです。